【感想・ネタバレ】タトゥーママのレビュー

あらすじ

姉のスターと33歳の未婚の母マリゴールドとくらす10歳のドル.スターは面倒みきれないって怒るけど,全身にタトゥー,陽気でお酒好きなマリゴールドは,世界一すてきなお母さん.スターの父親ミッキーとの再会をきっかけに,3人の生活が変わってしまい…….子どもが親によせる,苦しくて切なくて愛おしい気持ちを描いた傑作.

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どのページもすべて切ない。
物語に引きこまれ、毎晩寝るまえに一章ずつ、
だいじに読んでいました。ドルが1人でなんとかしないとならなくなった場面からは一気読み。ラストも泣けて−いつのまにか深夜。
ときに自分の過去はどうだったかとふりかえりながら、ときに似たような立場に重ねあわせながら、するどい台詞や心理描写にハッとさせられながら。復刊されて、こうして読む機会を与えられてほんとうにうれしいです。素敵な作品に出会わせていただき、ありがとうございました。 

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

児童文学としてはかなり重い内容ではあったんですけど、自分の親がもしこんな雰囲気だったらどうするかを考えさせられましたし、子ども達だけじゃなく、大人の人達にも読んでほしいです

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

登場人物は33歳の母・マリゴールドと、13歳の長女・スター、10歳の次女・ドル。3人は生活保護をもらいながら、安い木造アパートに暮らしている。
恋多き無職のアル中である母の奔放っぷりに、しょっちゅう振り回される娘たち。
聡明で美人なスターはほとんどの家事と、マリゴールドのことをただ無邪気に慕うドルのお世話を担ってくれていて、酷い生活環境でも姉妹仲良く寄り添って過ごしていた。

ところがあるとき、マリゴールドがスターの実父であるミッキーを連れ帰ってくる。優しく、お金持ちで、自分の存在を大いに喜んでくれる父親の登場に舞い上がるスター。そんな姉を、羨望とやっかみと寂しさの眼差しでみつめるドル。そして、ようやく再会できた最愛のミッキーを二度と失うまいと、必死さを空回りさせどんどん精神を病んでいくマリゴールド。
やがてスターは、ミッキーのもとで暮らすために家を去ってしまい——。

読みやすい児童書ながらも非常に重たいテーマを扱っていて、全員の行先を、最後の最後までハラハラして見届けることとなった。

「あんな人、大っきらい」スターは小声でいった。まるで、はきだすように。
「そんなことないでしょ」わたしはあわてていった。
「ううん、きらいだよ」
「大好きなんでしょ」

今で言うヤングケアラーであるスターと、まだ子供のままでいられるドルのこのやり取りの対比に、胸がずっと苦しい。
子供騙しの安易な解決は用意されない。さまざまな困難や不安に直面しつつも、登場人物たちはどこまでも生き生きとしていて、切なくあたたかい物語だった。

ちなみに私はマリゴールドと同い歳なうえに、娘たちの年齢までほぼ一緒なのもあって、まったく他人事とは思えず本書を手に取った。
ジャクリーン・ウィルソンさんの描く世界に夢中になっていた頃より二十年以上が経ち、いっぱしの大人になってから読んでもとても素晴らしい作品だった。いま読めてよかった。

ずいぶん昔に刊行されたものの復刊であるが、訳者あとがきによれば、なんと昨年この続編が出版されたらしい。ドルが成長して33歳となり、相変わらずのマリゴールドに尚も手を焼きつつ、タトゥーデザイナーとして働いているのだそう。
日本語訳がでることを望むが、それでもおそらく当分先のはずなので、いっそ原書で読んでみたいと思う。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

20年以上も前に書かれた本だけどまったく古びていない(いいことなのか悪いことなのか...)。むしろヤングケアラーや親ガチャという言葉が広く使われるようになった今だからこそより響くものがある。

子どもは親を選べない。側から見たらどんなにひどい親でも、子どもは無条件に親が好きだし、守ろうとしてしまう(本当は子どもの方が守られるべきなのに)。

大学生の心理学の授業で教材としても使えそう。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジャクリーン・ウィルソン 自身が一番気に入っている作品らしい。復刊。どうしようもないママに見えるけどそれでも子供はママが好きなのね。

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2026年01月27日

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