【感想・ネタバレ】紙の花 プロローグ【タテヨミ】のレビュー

あらすじ

「――勝手に傷つくことも触れさせることも絶対に許さぬ。お前の命も体も…なにもかも余のものだ」
唯一自分を愛してくれた母を失い、絶望の末絶壁から飛び降りようとした悠苑(ゆおん)は、そこで偶然見かけた美しい男――皇太子・鳳(ほう)に一目惚れしてしまう。救世主だと考え、なんとしてでも皇宮に連れていってほしいと懇願する悠苑に興味を持った鳳は、体を重ねていくうちに段々と彼に執着するようになり…。
「母さんが好きだったあの花よりも鮮やかで美しい男。どうせ死ぬなら、あの光に焼かれて死にたい――」

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いわゆる後悔攻め

絵が綺麗だし、皇居、後宮モノだけあって衣装が豪華で見応えがありました。
韓国では後悔攻めというジャンルが人気らしく、この作品もそれに当たります。皇太子である攻めが身分の低い受けに酷い仕打ちをしますが無自覚執着というやつです。基本、受けを穴呼ばわりしています。
三角関係的な展開もあり、所謂二番手攻めの人気も高かったようです。
本編80話+外伝20話で完結します。

■ネタバレ
ハッピーエンドです。紙の花のタイトルの由来は、主人公の受けが、色も香りも足りない花と喩えられている事から来ています。ただ、紙の花は永遠に枯れない、変わらない花でもあるという事で、その紙の花が皇居で最も貴重な花瓶に飾られるという結末に繋がります。
実は漫画、原作小説共に外伝まで読了済、終わり方がどちらも美しくて気に入っています。

#切ない #ダーク

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2025年09月03日

シリーズ作品レビュー

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