【感想・ネタバレ】人喰いマンションと大家のメゾン 1のレビュー

田中空 / あきま

【デジタル版限定！「少年ジャンプ＋」掲載時のカラーページを完全収録!!】地球崩壊1秒前。永遠の時間が流れる奇妙なマンションで、人々は滅亡を免れ生活していた。14歳の誕生日を迎えた少女・メゾンが本格的に“大家”の仕事を開始したその時、幼馴染のジンケンがマンションの禁忌に触れてしまい――!? 人もモノも、「全て」がリサイクルされるマンションの秘密へ迫る！ 奇想天外SF冒険譚！

[ブクログ · ★★★★☆]

X（旧Twitter）で話題になっていたのを見て購入。
当初はマンション全体の大きな謎を解き明かす物語だと予想して読み進めましたが、実際には小さな謎を地道に解き明かしていく構成だと感じました。
主人公の大家メゾンは、どこか『約束のネバーランド』のエマを思わせる雰囲気があります。あまり深く考えずに行動し、命を投げ出すような人への思いやりを優先する姿勢が似ています。
改めて世界観を振り返ると、『約束のネバーランド』と重なる部分がいくつか見受けられます。どちらも身近にある謎を解くことで視野を広げていく展開が特徴的です。今後の展開に期待が高まります。