あらすじ
夜な夜な人を襲っては生き血を貪る吸血鬼一族と囁かれるバートリ家の令嬢エリザベルには、悩みがあった。それは不穏な噂のせいで縁遠いこと。バートリ家はいたって普通どころか、政治分野で優秀な人材を輩出してきた名門大貴族なのだが、どれだけ否定しても噂を払拭できずにいた。ところがある日、婚姻辞退の手紙が百を超えたエリザベルに、国王の命による縁談話が浮上する。お相手は残虐極まりない“串刺し公”と恐れられるワルキア公で・・・・・・!? お父様、お母様、泣かないでくださいませ。わたくしは絶対に、幸せになります! 恐怖の結婚は純愛のはじまり? 最悪の結婚から始まるハッピーエンドとは!? ちょっと間違ったダークロマン・ファンタジー!!
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Posted by ブクログ
串刺し公に吸血姫と字面的に物騒な言葉が並んでいますが、sena先生の美しいと可愛いが共存する表紙からも分かるように江本先生らしいわちゃわちゃと明るくて可愛いお話でしたヾ(*´∀`*)ノ
「※誤解」な噂を背負ったもの同士の国をまたぐ政略結婚はどうなる事かと思いましたが、肝の据わったバートリ家のエリザベルと竜の血を引くワルキア公のブラッド様の出会いは2人にとって、互いの理解者を得る貴重なものになって良かったです⟡.*
エリザベルは、肝が据わっていて大人びているところがありながら、「串刺し公」の噂を怖がる年相応の少女らしい部分がある一方で、ワルキア公はバートリ家の吸血の噂を全く信じていないところが人を超えた竜という存在の違いを感じさせ、2人とも噂ではないお互い自身を自分の目で見て信じる様子が素敵でした(*´艸`)
串刺し公という物騒な異名や竜血樹の不気味な様子からどんな感じかと思っていましたが、人化に失敗して幼竜になってしまったり、エリザベルのためにいいとこ見せたくて頑張るも5分も持たなかったり、お父様の性格も言葉が通じればかなりおちゃめでもふもふと一緒に喋る様子は可愛くてほっこりしちゃいました!
ブラッドが小さな姿でぽてぽてしながらエリザベルを守る様子もとっても可愛らしくて微笑ましかったです(*´艸`)♡