あらすじ
劇団四季を率い、日本を代表する演劇プロデューサーだった浅利慶太(一九三三~二〇一八年)。浅利は「演出家」の範疇を超え、ある時期には反体制の、また八〇年代以降においては国策に沿った文化的なキーパーソンとなり、ある種の「政商」としての存在感も示した。『ウェストサイド物語』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『コーラスライン』『キャッツ』など、演劇界やミュージカル界を発展させた劇団四季主要作品の分析とともに、ショー・ビジネスの頂点に立った浅利がたどった劇的な軌跡を戦後日本の精神史の中で描く一冊。
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Posted by ブクログ
浅利さんの演劇活動のベースとなっていた考えや時代背景を重点に書かれた著書。
硬い内容なのですが、読み進んでいくと 確かに浅利さんの修羅の道が見えました と、同時に自分自身にも 身を削って生きていく覚悟を突きつけられたようにも感じました…
舞台芸術を楽しく見るだけ の危険性も わかった気がします。