【感想・ネタバレ】歴史修正ミュージアムのレビュー

あらすじ

排外主義と陰謀論が飛び交う欧米各地で出会ったのは、負の歴史を未来に語り継ぐための「修正」を実践する数々のミュージアムだった――

戦争責任の軽視、植民地支配の正当化、差別の否認など、都合の悪い過去を好き勝手に書き換える「歴史否認」と、新たな史料や証言の発見や視点の拡張によって、過去を反省的に継承し、より多層的なものとして語り直す「歴史修正」。

ふたつの「修正」が対立する文化戦争の時代にあって、ミュージアムはいま「真実をめぐる語り」の土台を支える場となっている。わたしたちはいま、どのようにして歴史を語り直すことができるのか。1年かけて訪ね歩いた欧米各地のミュージアムから、現代社会を捉え直すフィールドワークの旅。

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Posted by ブクログ

ナショナルポートレートギャラリー ロンドン
 肖像画 健康な身体/白人/男性 偉人
 →女性、黒人、マイノリティ 小型の肖像写真 カルトドヴィジット 大衆の歴史へ

フィラデルフィア美術館
 初代首都 アメリカ生誕の地 マジョリティの強者中心
 →移民や先住民からの歴史 多様性 理想や美徳の理念と現実の乖離
  芸術≠先住民文化 「全て」に含まれてこなかった奴隷 女性 先住民 移民 貧困者

ヴェネツィア ビエンナーレ
 1893年 国王銀婚式 国家祝賀行事から国際芸術祭へ 現代美術 万博と役割分担 
 アメリカの覇権と自由主義に基づく「抽象表現主義」 国別競争の舞台
 →アペルト 若手カテゴリー 常設館のない国籍も
   イタリア人以外の芸術監督 企画趣旨の設計 制作過程や背景を可視化

グラスゴー 三角コーンによる社会批判 
 ケルビングローブ美術館・博物館 帝国の過ちの歴史のキュレーション
 グラスゴー大学ハンタリアン博物館 地域キュレーターが負の歴史の語り部

イギリスの遺産法
 歴史的建造物や記念碑 撤去ではなく、保持したうえで説明を付ける

娼婦博物館 アムステルダム
ヴァギナ博物館 イーストロンドン
ワーキングクラス ムーブメント ライブラリ、一般人歴史ミュージアム
 マンチェスター
 平等法 文化的サービスは無料であるべき イギリス

移動式ミュージアム MuMo 
 大型トラックコンテナで巡回 文化財団が運営し テートやポンピドゥが作品提供

ロッキー像 フィラデルフィア美術館前の広場に戻る 
 大衆文化と高級文化 映画の宣伝ではなく都市の象徴

マンチェスター美術館 使う美術館 テンプルか?フォーラムか?
 くつろぐ 音楽で迷走しながら こどもの遊び場 制作過程 舞台裏

ヤングV&A ロンドン 14歳までの子供を対象 デザイン/プレイ/イマジン

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2026年05月04日

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