【感想・ネタバレ】ドリブルヌッコあーしちゃん 2のレビュー

あらすじ

君をドリブルで抜いたあの日から、“あーし”はぼっちじゃなくなって、淡く色づいた日常に、恋の花が咲いていく――。1対1のドリブル対決“ヌッコ”でサッカーの上手な秤くんに完敗した、桜野あしな(あーしちゃん)。そんな彼女を勇気づける、サッカー部の人気者、神堂くん。同じフィールドで駆け抜けたふたりの青春ストーリー、完結! 溢れる想いをボールにのせて、はっきり君に伝えたい…!!

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Posted by ブクログ

わたしは最終回まで結構好きな作品でしたよ。
巻数としては2冊分、延べ15話で完結する訳だが最後まであーしちゃんらしい摩訶不思議な拍で走り抜けたな、というスッキリ爽やかな読後感。

巻末ラストにみっちりとモノノヴ先生直筆によるあとがきがあるのだけど、文字や文章から人柄が伝わってきますね。絶対にいい人だと思う。

さて、そのあとがきの中に作品連載時の読者コメントで色々と指摘があった、みたいなくだりがあったので興味本位でジャンプ+へ1話目を確認しに行ったのだが、そこには確かにうっすら荒れ気味のコメント欄が…。パンチラなんてあったっけな?と半信半疑で読んでたらあまりにも堂々としたあーしちゃんのパンツが確かに描かれていました。おそらく単行本ではスパッツ修正されたのでしょう(1巻を確認すればいいのだけど本棚から探すのが困難なので…)。
パンツはさておき、読者コメントの指摘内容もまあ確かに言わんとする事はわかる。独特な台詞回しだったりレトロな表現だったり、そもそも「どんな漫画なの?」と聞かれた時に説明が難しい類の作品だとわたしも思う。
なんだけど、それらが本作およびモノノヴ先生の魅力に他ならず(特に言葉選び)、且つ描きたいものなんだろうと理解しているので、誠に勝手な事を申せばもっとゆったりとしたペースと環境で連載出来る媒体で挑戦されたらいかがであろうか。

そもそもが中学時代という繊細な時期の心の機微だったりサッカーという競技の拡がりだったり、まして‘人生‘をひとつの作品で描くのは難しい事だったと思う。人によってはテーマが散らかってる、と非難を向けたかもしれない。けども「この程度の苦難にて 志を捨つる道理非ず」(p115)と、あーしちゃんも語っております。

モノノヴ先生の漫画道のゆく先にも満開の桜が咲き誇らん事を祈りつつ、引き続き応援をさせていただきます。


1刷
2026.5.5

0
2026年05月05日

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