あらすじ
1975年4月30日。かつて「アメリカ史上最長の戦争」だったヴェトナム戦争が、大きな挫折に終わった日から50年。その一部は新たな「最長の戦争」となったアフガン戦争終結までの日々とも重なる。ケネディ政権時代に始まり、ニクソン/フォード政権期に終わったはずの戦争は、その後も長く遺恨を残していまに至る。ふたつの「いちばん長い戦争」のあいだに起こったことは何か。そこで残されたものは何か。現代アメリカの「分断」の源流をたどる、新たな視角から直視したアメリカの政治文化と社会の現代史。
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Posted by ブクログ
湾岸戦争もアフガン戦争も、ヴェトナムの亡霊との戦いだったと思うとぞっとする。敗戦という史実の火消しのために60年以上、すなわち人間でいえば生まれてから還暦に至るまでアメリカはずっと戦争をし続けてきたことになる。しかもアフガン戦争でアメリカは勝者になっていない。あくまで負けというステータスを伴わない「撤退」である。もしも「勝ち」という最終ステータスに拘る指導者が現れたら、それこそ「いちばん長い戦争」どころか「永遠に終わらない戦争」にもなりかねない。いかんせん「ヴェトナムの教訓六項目」を掲げたにも関わらず、以降の要人はことごとくドクトリンという名のシンドロームによって理念を歪曲させた前科があるから。
Posted by ブクログ
ベトナム戦争の歴史と影響。アフガニスタン介入によりベトナム戦争を越したが、アメリカの海外介入の矛盾は1割しか実際にベトナムにはいかず彼らは多くが貧しい階層のものだった。ベトナムアフガンともに戦争に慣れており、産学でゲリラ戦が有効。アメリカは国内の支持も得られず、手を引きたいと思ってもなかなかできない状況に追い込まれた。