【感想・ネタバレ】謎解き勇者の精霊無双１ ～大図書館で本ばかり読んでいたら世界最強の勇者になりました～【電子特典付き】のレビュー

久追遥希 / 緒方てい

世界を書き換える「秘宝」による冒険者隆盛の世界――魔物を倒せない【知識】の技能特化のせいで無能（ブランク）と蔑まれる少年カルムは、ひたすら大図書館で本を読みふけっていた。だが、そんな彼が極める【知識】こそが、なんと「魔王」を倒す精霊との契約に繋がる「最強の勇者」の資格だった！
「あなたの他に、適任なんていないんです」
迷い込んだ図書迷宮を即攻略し、伝説の大精霊メアと契約したカルム。ここに、戦闘能力皆無ながら世界中の特級ダンジョン攻略を謎解きの力で無双する、前代未聞の勇者の神話が始まった！【電子限定！書き下ろし特典つき】

[ブクログ · ★★★★☆]

ダンジョン攻略と謎解きをミックスした作品でしたかなり作りこまれていて読む手が止まらなくなりました 無能と言われた、知識の技能特価型の彼が、その知識を使ってダンジョンを攻略していく魔王や精霊が関わってきて、謎がどんどん深まっていく、知識能力では最強な彼が、周りと関わっていき、徐々に自分というものを取り戻していく過程がすごくよかったです本の知識量が半端なくて暇さえあれば本を読むというその知に対する探究心のすごさに驚きました。本当に食事をちゃんととる事よりも本を読むことが大事という彼がかなりすごいなと思いました