あらすじ
「肩書をメールに書く」のを、やめる
「両腕を組む」のを、やめる
「建前で話す」のを、やめる
「悩みを1人で抱え込む」のを、やめる ――
本書では、組織開発のプロフェッショナルが、リーダーがやりがちな37の悪習慣を「やめる」ことを提案しています。
部下から信頼されるリーダーとなり、チームの力を最大限に引き出すための必読書です。
今回、「やめる」にフォーカスしたのは、信頼されるリーダーは、「やること」の前に「やめること」を決めているからです。
あなたがマネジメントを通して「やめること」を自己決定すると、組織の優先基準が示され、部下が「やること」に速く集中できるようになります。
つまり、信頼されるリーダーは、先に「やめること」を決め、部下と一緒により良い道を築いているのです。
あなたの「アクション(やめる)」を通じて、部下が自発的に動くという「リアクション(反応)」の芽が生まれてきます。
ぜひあなたも「やめる」戦略を使って、ご自身と部下とのあり方を見つめていただければと思います。そして、あなたが幸せに働けることを願っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
37個もある中の1つの内容の中にさらに10の特徴とかがあったりと、ちょっと内容が多すぎるのと、例えが表題とずれてそうな所は多々あった。しかし、耳が痛い内容が多く、色々とハッとさせられた。
まずは、以下から始めたい。
朝の不機嫌な顔を止める。笑顔で。
常に相手から何か1つでも学ぶ姿勢で聞く。
相手が困ってたら一緒に考える。
そうすれば、上目線の対話をやめられる。
また、両腕を組むのをやめる。
イライラしながら聞くのなんてもってのほか。
弱みを見せると評価が下がると考えるのをやめる。
忙しいと言うのを止める。
読書でも講座でも人との会話でもなんでも学んだら1つでも試してみる。
Posted by ブクログ
新聞広告で見かけて、私はどちらかと言うと部下側だが、子育てにおいても参考になるかも、と思ったのがきっかけで、読んでみたくなった。
「やめる」ことにフォーカスをあてていて、仕事柄すべてがガチっと当てはまるわけではなかったけれど、上司のタイプや自分自身のタイプを理解するにはとても参考になったし、子供に対する接し方にも応用できる部分があり(相談しやすい雰囲気を作る、など)こういう心がけはビジネスだけでなく家庭でも活きてくるんだなと新たな発見があった。
Posted by ブクログ
管理職として「やるべきこと」ではなく「やめるべきこと」37項目。各章末には、信頼されるリーダーと、不信を招くリーダーの行動パターンが明記されている。ゲゲッ!!私の場合、ほぼ後者(不信を招くリーダー)に該当していないだろうか?
自分の弱さを認め、率先して開示し、メンバー(部下という言葉は嫌いです)に助けを求め、一緒に考える。この繰り返しである。見せかけの威厳を保つ余裕は一切ナシ。メンバー1人1人を尊重し、大事な人物として向き合わないといけない。
私の中で決めたことは、「定時内で自分が在席している時間は全てメンバーが自分に話しかけてくる時間」であると、覚悟を決めることである。メールの確認や、自分が手を動かすことを優先してはいけない。そう割り切って「今忙しいから話しかけるな!」というオーラを消していこう。