あらすじ
天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えていることで伸び悩んでいる、前座の高校生・浮乃家陽太。
落語の練習とストレス発散を兼ねて、師匠に内緒で『ギル亭魔王』という名前でVTuber活動をしていた陽太だったが――とある深夜、生配信をしていた彼の元にいきなり現れたのは……自身を《魔王》と称する謎の美少女!?
どうやら彼女は落語の前座修行をするために、こちらの世界にやってきたようで――?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。
最初はハチがはちゃめちゃだと思ったけれど
ちゃんと考えているのが分かるからこそ
この小説を安心して読んでいられる。
みつきが意外に良い子で、そこも読んでいて心地良かった。
なるほどヨタのトラウマはそういう事だったのね。
あのエピソードはしっくりいった。
その後の展開はそういう事だろうなといのは分かるけど
こういう世の中だからこそ、それでいいと
これも安心した。
Posted by ブクログ
落語好きとしてこの作品に気が付かなかったのは情けない。とあるきっかけで異世界から召喚された「八代目魔王」の美少女ハチが、かつて落語の「天才前座」と呼ばれ今は伸び悩むヨタとともに前座として修業の日々を送る物語。美少女やら異世界やらなど、ライトノベル要素満載の本作で真剣に落語をやるわけですが、「前座」という立場であるからこそ、彼らが行う多面的な「修業」を通じてそれらの「ラノベ要素」が遺憾なく発揮されていることに感激です。非常に面白い作品でした。ハチによる『寿限無』の現代版アレンジは実際に寄席で聞いてみたいな。