【感想・ネタバレ】野性のスポーツ哲学 「ネアンデルタール人」はこう考えるのレビュー

あらすじ

陸上競技ハンマー投げ選手としてアジア競技大会5連覇を達成し、「アジアの鉄人」と呼ばれた著者。競技者としてだけではなく、長男でアテネ五輪金メダリストの室伏広治をはじめ多くのアスリートを指導してきた。著者は世界の強豪に比べれば決して恵まれた体格ではなかったと言うが、太い骨格に大きな手を備えた自身の肉体の特徴に「ネアンデルタール人」の面影を感じていたという。そんな「ネアンデルタール人」の末裔として、今も指導する選手を通じ、会心の一投を追究する男が明かす競技人生とスポーツ哲学。自他の才能を引き出す、究極のコーチングとは? 室伏広治との特別対談も収録!

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Posted by ブクログ

ハンマー投げ選手で指導者が、選手や指導者や子育て中の父兄に向けて書いた、80歳の遺書的な自伝

世界的にハンマー投げの記録が更新されていく様子だったり、トレーニングの取組方の進化だったり、成長やスランプといったドラマだったりと、読んでいて引き込まれる

常に考えて続けて勉強して研究している姿勢は凄い。最近「早回し全歴史」を拝読したが、同じ本を読んでいるのかと思うくらいの壮大さや研究の蓄積的な効果の証明

丹田を意識されていることがとても興味深い

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2025年09月07日

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