あらすじ
「明君が二人いればよかったのにね」
研究に没頭する明に対する茜の軽口を真に受けて、明は自分の複製ロボを作った。『ロボ明』はインストールされた記憶を頼りに学校へ通う役割を与えられる。しかし、明と同様に結局学校で様々な騒動を起こし……何だかんだ茜に世話して貰っていた。
「ほら、味の感想を聞かせてよ。私は『あなた』の感想が聞きたいの」
「凄いじゃん、ロボ明くん!」
茜との交流を重ねる度に「明本人と茜の関係が深まった記憶」が再生され”何か”を感じ始める。そして、彼は次第に「自分自身とは何なのか」「僕は何者なのか」と疑問を持ち始め──。
映画『メイクアガール』のスピンオフが登場。
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Posted by ブクログ
映画『メイクアガール』冒頭に繋がる(前日譚的)スピンオフ作品。「明君が二人いればよかったのにね」茜さんのそんな一言に、研究の時間と高校で過ごす時間の両立を図った明が自分のコピーロボットを作ってしまうというところから始まる物語。「明の代わり」をプログラムされていたはずのロボ明が茜らとの交流を通じ「自分は何か」という思いに目覚めていく展開に、物語がどこへ向かっていくのか少々ハラハラしながら見守りました。落ち着くべき所に落ち着いた感じですが、やはり「彼女」の存在が背後にありそうなのが怖い。今回はロボ明とともに茜さんも主人公的な役割で、彼女の明へのかいがいしさにキュンとなります。良作。