あらすじ
魔力を持たず『無能』と蔑まれる王女エレクトラ。厄介払いで送り込まれた戦場で、帝国軍を率いる聖王サイリュスと出会う。
「遺物」と嘲笑される愛剣で斬りかかると――どんな魔力攻撃も通じない彼になぜか傷を負わせることができた。
サイリュスはそれを喜び、エレクトラを帝国に連れ帰ってしまう。
そして「存分に愛して、それから――殺してほしい」と懇願してきて!?
殺されるはずだった王女と殺されたい聖王、運命の恋物語。
【電子特典付き】
何気なくサイリュスがエレクトラの父親を褒めた。
すごい人だったんだろうなあ、と。
勇敢で頼もしかった父親の姿は、サイリュスに似たところはないのだけれど――。
特別書き下ろし短編『あなたの心の姿は、まるで』を収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
所々の好きなシーンもあるんだけど、全体的に主人公のエレクトラへの感情移入が出来なかったのが中々どうして。。
とにかく最初時点から祖国のミトスに戻ることを挙げているけど、生き残ることにはかなり執着しているのに、帰ったら確実に母親に殺されそうというところに思い当たらないところや(終盤の過去回想でも同様だし)、気になる人は一緒にいれる相手でも無さそうで……(なんなら国の命令次第では殺しにかかられるのでは……?)
正直、戻ることにこだわる理由が、本人の心情からも全然わからなかったので、終盤くらいまでそっちが気になって、ストーリーが半分上の空になってしまったなと。
一方で、サイリュスの真実が分かるシーンや、殺さないといけないシーンは個人的に好きなシーンでした。全体的に、あまり細かいところにこだわらないで見れるようなら、面白かったかも、という感想。
(小説の方はエレクトラや周囲の動きに違和感が多かった一方、漫画版の方が自然な導入だったので、漫画版の方がとっつきやすいかも)