【感想・ネタバレ】偶然助けた美少女がなぜか俺に懐いてしまった件についてのレビュー

あらすじ

高校デビューに失敗した自称陰キャぼっちの桐島玲。偶然にも話題の美少女・三上陽菜のピンチを救ってしまい、お礼をしたいとお昼を一緒に過ごすようになる。しかし三上さんは明らかに高嶺の花。こんな関りも一時のモノ、お礼が済んでしまえば、また赤の他人。そう思っていたはずなのに――昼休みの密会、放課後の噂話、朝の通学時間、休日での遭遇。どんどん三上さんと共に過ごす時間は増えていく。牽制しても三上さんは「お構いなく♪」と、ぐいぐい玲の日常に入りこんできて――。お人よし男子×謎めく美少女の侵略系ラブコメ!?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ


あぁ、青春だなぁ…ファンタジーやバトル物も良いですけどのラノベ独特の甘々さ…良いですねぇ…好感度が限界突破してる女の子が攻め攻めで来るのがまた良いですねぇ。

ちなみにこの手の恋愛系のラノベだと大体主人公と仲良くなる前に(入学前とか)何かしらのエピソードが有ってそこからヒロインは主人公を気にしてる…なんてパターンが多いですけどこれは純粋に出会いイベントから話が進んで行きましたね

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

めっちゃぐいぐい来るシーン全部好き。「お構いなく」凄く癖になるし、度々同じ構文で反撃受けてるのも良い。超攻撃特化防御力ゼロ。甘えるのも甘やかすのも全力で押し通す三上さん凄くかわいい。このお姫様挙動で言動が清楚なのが良いんだよね。 イチャイチャメインの作品に恋の障害なんていらないんだよなぁ!それやるなら少年漫画系ハーレムラブコメでやってくれ。って思想なので凄く好みの作品だったし、あとがきでの発言がありがたかった。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

 Q.ひとことで?

 A.三上さん!かわいい!

 以上!
 ……ではあまりに短いのでもう少し具体的に。笑
 私が好きな小説、『人生逆転』/著:D のように、学生生活や恋愛、人との関わりで起こり得る問題に真剣に向き合う作品も面白いのですが、本作は、そうした、読者の心を傷つけたり脅かすような描写は一切ありません。学園一の美少女と、才能に乏しい冴えない男が仲睦まじくするなどとあれば、途端に嫉妬だのいじめだのになりそうなものですが、筆者・桜ノ宮天音さんの意向により、そうした描写は悉く描かれておりません。

 なので、安心して読めます!笑
 イチャイチャ、恋愛ホルモンを満たしたい!
 ただそれだけを求めていたあなた!
 あなたにこそおすすめしたい一冊です。
 どうぞ、是非とも手に取ってくださいませ。






 ※
 以下、ネタバレを含みます。
 散文、時間の許す方のみお付き合いください。







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 ほんと三上さんかわいいです。
 そして主人公・桐島くん、どう見てもインキャではありません。笑 
 あるいは、初めから恋愛対象となることを諦めることと、自らの容姿、振る舞いに気を使うことは、全く違いますから、あるいは彼がインキャであったとしても、この格好良さは成り立ち得るのかもしれません。
 
 三上さんに乱暴しそうになったイケメンパイセンを引きな話すために、生徒指導が厳しいと噂される先生を「連れてきた“ふり”」をするのもうまいなぁと思いました。その先生の名前が波多野さんであるあたりも、秦河勝に由来しているのかと思うと、歴オタの私、テンションあがります。(治水事業で活躍した偉人。秦氏は日本の歴史に大いに貢献してくれたユダヤ人たちです)
 そして、雨の日の食事場所にあらかじめ検討をつけるためにいろいろ探して回っていた三上さんの行動力といい、「こんなこともあろうかと」の備えの良さが美しいあたりも、この2人のお似合いぶりを感じやすい魅力だと思います。どうしたら2人が楽しくいられるのかを、いつも考えている。とっくに、2人きりでいられることを当たり前にしているのが微笑ましいです。それでいて、その当たり前は、守ろうとしなければ簡単に失われてしまうことも意識している。だからこそ、当たり前に横着するのではなく、当たり前を守るために誠実であろうとする。
 なかなか熱い飲み物を飲もうとしない様子から、コーヒーを淹れたときは、飲みやすい温度に冷ましてからと気を使う桐島くんであったり、考えていることを悉く先読んでしまう三上さんであったり。あなたのことをしっかり見ているということは、度が過ぎると不気味にも成り得ますが、信頼している2人であれば、意識してもらえて嬉しいという心地よさになる。その上で、どんなに信頼している人とであっても、1人きりでいる時間の特別さを、それはそれで尊重できるのもいいなと思います。
 三上さんの方が迫りすぎているのは間違いないので、そのことを桐島くんから若干「ホラー」だと扱われても、嫌な顔をするどころか、仕方がないと受け入れていますものね。その上であえて「お構いなく」と迫り続ける大胆さ。何があっても失望させない、嫌いにさせない、、、あるいは、そう思われても、それ以上に、好きだ、嬉しい、幸せだと思ってもらえるように努力するという、無限肯定マンな精神、本当にかっこいいと思います。三上さんはかわいいだけじゃなく、最高にかっこいいです。自分の欲しいものがわかっていて、そのために言い訳もせず、直向きに努力する人は、老若男女問わず、いつの世もかっこいいですから。


 あと、筆者の桜ノ宮さんが、イラストレーター・うなさかさんを強く慕っている様子もほほえまでした。『空色イノセント』によろしく、私も好きなラブコメがたくさんあるので、本当に嬉しいです。



 以下、脳内劇場配役です。敬称略。




 桐島くん:石川ゆうすけ

 桜ノ宮天音:花澤さくら



 
 です。空色イノセントから花澤さんをお招き。
 石川さんは、VNGの役者さんの中で一番慕っている役者さんだからという理由です。※装甲悪鬼村正・湊斗景明役は素晴らしい芝居でした。

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2025年05月16日

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