【感想・ネタバレ】呪われた悪女は獣の執愛に囚われる6のレビュー

雨らら美 / 智江千佳子

獣人と魔術師が共に暮らすグラン帝国で、獣人嫌いの筆頭として有名なソフィア。公爵家令嬢にして王子の婚約者である立場を利用して獣人を手酷く扱う稀代の悪女――と認識されているが、実際はある目的のため獣人嫌いのフリをしているだけ。目的のためなら手段は厭わないつもりだったが、ソフィアの天敵である獣軍トップのルイス・ブラッドによっていつも計画を狂わされてばかりいた。さらにソフィアは『獣人』に触れられない呪いを抱えており普段こそ気を付けていたが、やむを得ない状況から呪いが発現してしまい!?身を焦がすような熱さに見舞われるなか、その呪いを鎮めようとなぜかルイスが接触してきて…？

[guraguran · ★★★★★]

２人の関係

呪いのためとはいえ、まさか２人がこんな肉体関係になるとは想像してなかった。ソフィアの本当の姿を見抜いてたルイスは呪いの手助けのためだけにソフィアの体を求めてるわけじゃない感じ？狼にも嫉妬したりクールで硬派なイメージとギャップがあっていい。ソフィアは機会を見てルイスの記憶を消そうと考えてたり一線を引いたままだけど、これから違う感情が湧いてくるのかどうなるのか楽しみ。でも、あのソフィアの狂った家族のことを考えるといろいろ不穏すぎる。

＃胸キュン ＃ドキドキハラハラ