あらすじ
辺境の街で洋裁店を営みながら、女手一つでひとり息子を育てているアリシア。
排他的な街での暮らしに苦労しながらも、旅人に人気な店として繁盛していた。
ある日、アリシアのもとに、一人の貴族の男が訪れる。
その男の名はヒューバート・クリフ・レイナード。
レイナード侯爵家の当主で、かつて7日間だけ結婚していた、アリシアの元夫だった。
困窮する侯爵家を金で買ったような政略結婚だったが、アリシアとヒューバートはお互いに惹かれあっていた。
だが不器用な二人のすれ違いが重なり、捨てられたと思ったアリシアは出ていき、それきりになってしまった。
子どもに会いに来た、というヒューバートに、連れて行くつもりかと警戒するアリシアだが――。
作家より
ラブストーリーを想定していたのですが、日々のニュースや実際に子どもを育てながらいろいろ感じ、キャラクターたちに自分の想いを代弁してもらえました。
とても愛着のある作品です。
『七年間婚約していた旦那様に、結婚して七日で捨てられました。【完全版】1』には「第一章 第一話 旅人が来る」~「第二章 閑話(書き下ろし)壊れる」を収録
感情タグBEST3
ポンコツ!
ヒーローのヒューバートはポンコツです。本人も自覚していますが、本人の自覚以上にポンコツです。
ヒロインを7年間探していたとありますが、ちゃんと探していたとは言い難い只闇雲にです。
親友の母や妹の嫁ぎ先の姑が居所を知っていたのにヒューバートに知らせなかったのはヒロインの夫として否だと判断されていたのでは⁉️
1はいわば過去編、まぁ過去からヒーローがどれだけ学んだか分かりませんが所詮ポンコツ、周囲のフォローに期待です、自己肯定感が低いヒロインなのでプラスには動き難い、既に距離を取ろうとしてます。
これから除籍、企んでそうなヒロインの養母と前途多難そうですが一番大変なのはヒロインとの仲かな?これは100%ヒーローの自業自得なので自分で頑張るしかないです。