あらすじ
東京で暮らすマイは病気により人生を終える直前、祖母から魔法の知識と魔力を与えられ、異世界へと送り出された。
異世界で健康に過ごせるようになったマイは、「与えられたこの命を無駄にしない」と決意をして、王都の行き止まりにカフェ『隠れ家』を開く。
そんな彼女の『隠れ家』に、お城勤めの筆頭文官ヘンリーが、マイの料理や人柄に魅せられて連日通うようになる。
彼は大きな秘密を抱えるがゆえに、平穏な日々を望んでいたが、たくましく生きるマイにどんどん惹かれていき……!?
他にも『隠れ家』にはマイに惹かれた人々が集まり、彼女の祖母と関わりのある人物も登場して――。
これはマイが美味しい料理と魔法の力で誰かを幸せにする物語。
王都の行き止まりにカフェ『隠れ家』、新規開店!
感情タグBEST3
匿名
最近お気に入りの作者さん。読んだ後に嫌な気分にならない、安心して楽しめる内容。
主人公がカフェを開くあたりまでは他にもよく似た話はあったけれど、登場人物が増えるにつれて少しずつおもしろくなってきた。
この先の展開がとても楽しみ。
素晴らしかったです
この作者さんのお話はいつも涙あり、の感動ものが多く、楽しいですね。今回も素晴らしかったです。続きを楽しみにしています。ヒロインの恋の行方や、魔法のいかしかたが楽しみです。
買ってよかった
チートはあるけど目立たないようにするのがいい。
急無鉄砲な主人公ではなく慎重の行動するので安心して読めた。
文章も読みやすかった。
秘密はこれから
魔法の秘密はこれから。マイはこれから、新天地で幸せになる事と思います。でもこの世界は秘密が一杯で。それを解き明かしつつ、マイが幸せになってくれればと思います。それにしてもおばあちゃん。もう一度合わせてあげたいですね。
Posted by ブクログ
面白かったー。異世界から来た人の孫が、異世界転移し、カフェを開くお話。
『アラサーブックカフェ』と似た展開。ただし、神ではなく、魔法の力で転移させられた模様。こちらの方が、ちょい人が好きなタイプの主人公。世界設定も、同じような感じ、あ、店主は本好きではない。出てくる相方も隠している獣人設定。
で、魔法の使い方が、理科的。ケイ酸と水でオパールや、炭でダイヤモンド、生姜と砂糖と空気中のCO2でジンジャーエール。いいね、組成がわかっている感。
二人の進展も何か大きな事件が起こるたびに、ジレジレと進んでゆく。読者には、主人公の設定が明かされるが、本人はまだ知らぬ様。ちょっとアマちゃんな性格か?魔法を使うことに対して用心もあまりしていないようだし。
次巻が楽しみ。