あらすじ
第9回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛(ラブロマンス)部門《大賞》受賞作!
「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」
平民生まれ、下町育ちのアナスタシアは、ある事情から若き伯爵家当主・ユージーンと政略結婚をすることに。新婚初夜、愛のない言葉を浴びせられた彼女はうつむ……かなかった。
「ビジネスパートナーになりましょう、旦那様」
公爵家との確執、失踪した両親の謎に領地問題。持ち前の雑草魂でどんな難題にも立ち向かっていくアナスタシアに、なぜかユージーンの態度が甘くなっていき……?
生まれも育ちも異なる二人に絆は生まれるのか!? 痛快! ウェディング・ラブコメディ。
◆◆◆登場人物◆◆◆
・アナスタシア
下町育ちの平民だが、ある事情からフェアファンビル公爵家の養女となりユージーンと結婚することに。
非常に真っ直ぐで逞しい性格。
・ユージーン
国有数の資産家であるハミルトン伯爵家の若き当主。
社交界きっての美貌の持ち主で女性に大人気だが、実は初心な一面も。
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Posted by ブクログ
旦那様、純粋培養にも程がある。この家、大丈夫か? アナスタシアが嫁いで来なかったら、近い将来に没落なのでは、と思った。
王太子や義兄のことは気になるので、次巻は買います。
Posted by ブクログ
コメディなノリと二人の見事なすれ違いっぷりに笑っていたところにお出しされた「ニューボーンユージーン」でもう失笑。
何だよ「ニューボーン(略)」ってアナと一緒にツッコミ入れてしまった。
「君を愛するつもりはない」なんてお決まりの台詞を吐いた後に価値観やら何やらをひっくり返されて、すっかりアナに惚れちゃったユージーンと、今はとにかく両親と再会するために目の前のことに全力集中ゆえユージーンの気持ちに気づかないアナの(何なら勘違いさえしている)ラブコメ。
基本笑えるコメディだが、領地改革の話はしっかりしているし、アナの両親の謎、公爵家とのこと、アナの能力の件など、気になる点や不穏な動きもあり油断ならない。
王太子のヨイショぶりがね、嫌な感じするし。
2巻も手元にあるので、ここからどうなるのか、続けて読んで確認しようと思う。