あらすじ
国民的漫画家、藤子・F・不二雄の素顔とは
藤子・F・不二雄先生の生誕90周年を記念し、先生の生前の人柄に迫った究極の一冊がついに登場!
国民的漫画家、藤子・F・不二雄とは、いったいどういう人物だったのか。
その素顔に、全4章立てで迫ります。
第1章「Biography」:藤子・F・不二雄生誕から、年代ごとに足跡をたどる。数々の名作誕生の背景を徹底紹介。
第2章「Memories」:伝説のトキワ荘で日々を共にしたアニメーターの鈴木伸一・まんが家の水野英子や、当時の担当編集者・アシスタント、初期ドラえもんアニメのプロデューサー、初期映画ドラえもん監督など、当時の関係者が語る、藤子・F・不二雄。
第3章「Works」:筆跡が色濃く残る原画を中心としたイラスト集。作品構想メモや下絵も掲載。のび太の未来の姿が描かれた「45年後」も1編まるまる掲載。
第4章「Favorite」:藤子・F・不二雄の好きなもの特集。仕事道具、本棚、世界旅行記、家族との思い出などを徹底取材。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
B5版で原稿や写真などがふんだんに使われている。
代表作品についてのコメントや対談、インタビューなど本人の言葉や、漫画家・アニメ関係者・編集者による藤本氏の人となりの思い出話が寄せられている。
多くは既に発表済みのものだったり、ミュージアムでも見られるものだがそれぞれがより深堀りをされていてファンならとても楽しく読めると思う。個人的に取材旅行での氏の話が興味深かった。
最後にご家族、奥様のコメントもあって胸に迫った。
Posted by ブクログ
子供の頃ドラえもんやエスパー魔美、キテレツ大百科、パーマン大好きでした。大人になって子供が産まれ、今また一緒にドラえもんの漫画読んだり、アニメ見たり親子二代で藤本先生の作品を楽しんでる。
藤本先生の真面目さや、優しさ、ストイックさ、几帳面な所とか、お茶目な一面、色んなエピソード知る事が出来て素敵な一冊でした。最後に奥様までコメント寄せてて驚きました。濃密な人生ですね。
Posted by ブクログ
本というより、図鑑、なんて感じる一冊。
大人になった今でも、自分のために「映画ドラえもん」を観るくらいドラえもんが好きだけど、
生みの親である、藤子・F・不二雄氏のことは、あんまりよく知らなかった。
読み終わったあと、なんていうか、、、
変な言い方かもしれないけど、ドラえもんも誰かが生み出したものなんだな、と
ひとの手で作られたもので、いろんな世代に大切にされてきたから、こんなにみんなに愛されるものなのだなぁと思った。
あまりに国民的アニメ・マンガすぎるのよ!笑
ドラえもんも、もしかしたらこの世になかったかもしれない世界線があるなんて、考えられないけど、
存在があたりまえすぎる作品の、作り手を身近に感じることができて嬉しい。
ドラえもんが誕生したのは、必然か偶然か?