あらすじ
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(1P)が付きます】
泥に沈んでいくような日々。
自身のバース性をオメガだと知った人紀。
それからというもの幼馴染の世継の視線がときどき怖い…
その奥底になんともいえない熱情を感じるから。友人に向けるものではない、何かを。
人紀はオメガであることを隠そうとするが
世継はそれを許さず、人紀を追い詰めていく…
※本作品は配信中の『愛から一番遠い場所』第一話~第七話を加筆修正し収録したものです。
ご購入の際は予めご了承ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【出会ったときから気づいてたよ・・・人紀は俺のだって(世継)】
エロス度★★
おやおや、どんなに逃げてもアルファからは逃げられない愛・番という名の鎖に繋がれたオメガが不憫ですね。
人紀への世継のド執着・出会ったときからずっと彼を自分のモノにしたかったホラー味ある一途さがとても刺さり、人紀にはめちゃくちゃ甘々で優しいのにそれが逆に怖く感じてしまうのが不思議です。
たとえ自分の愛に人紀が応えてくれなくても、歪で一方的な愛を貫く世継がたまりません。
また、友達と思っていた世継に対して抱く人紀の恐怖感や無理矢理番にした世継への憎しみも美味で、愛憎の行く末にドキドキしてしまいました。
Posted by ブクログ
電子で買ってたがあまりにも好きすぎて紙の本で購入。
コミックビームで連載されてそうな絵柄なのめちゃめちゃ好き。背景の描き込み方がすごい。蝉のなく茹だるような夏の暑さと寒々しい冬の山との対比、台風の前の空気の不安定さとか、そこに美しいひまわり畑、殺伐とした猫とかがカットアップされてくる画面構成演出がうますぎる。紙の本だと絵の凄さがより伝わるので買ってよかった。
オメガバース設定ってBLとしてあまりに都合がよすぎて個人的にはそれまであんま好きってわけじゃなかったけど、愛憎入り交じり変化していく複雑な内面描写や、主人公の職場の人達やヤクザ幹部、学生時代の友人や祖母といった脇を固める人々の描写が丁寧なので、物語全体がヤンデレ溺愛執着に留まらないでちゃんと「社会」が見えて全体が深みのある人間ドラマとしても成立してるのがよかった。勿論常軌を逸した狂気のヤンデレ溺愛執着描写もこの作品の最大の魅力でもあるのだが(俺は狂気のヤンデレ溺愛執着が大好き)。
読み応えがすごい。
引くほど重い
初めてこの作品を読んだ時、とんでもなく重いわ…と滅入る程だったけど 何故か忘れられず購入するほど気になりました
改めて読んでみて、絵も独特なんだけどストーリーと合っていて作者が自分の世界をもってる方だなあと
重めのBLが好きな人には本当におすすめです
匿名
セツの狂気的なまでの愛に苦しむトキ。だけど、セツもそんな自分に対しての葛藤はあったと思う。だからあんな選択をしたんだと思う。
最後のシーンはとても印象的だけど、はっきりとした答えはなく恋人としてやり直すことにしたのか、それとも友達に戻って一緒にいることにしたのかどちらとも取れるシーンだった。
私は前者であって欲しい。
出来ることならその後の2人を描いて欲しいです。
Posted by ブクログ
オメガバースもの。ボイスコミックで作品を知り、pixivで試し読みをしてから購入しました。
ボイコミが強烈だったので未視聴の方は是非。YouTubeで聴けます。
Ωとαの二人の話であるところは他のオメガバース者と共通しているが、「運命の番」じゃない二人の恋が他のオメガバースものとは異なるように感じました。
αのΩへの執着と、逃げられたのに逃げなかったΩのαへの想いが個人的に拗れてて最高でした。
αの執着愛が好きな方にはおすすめです。1巻完結なので手に取りやすいと思います。個人的には凄く好きな話だし面白かったですが、1巻だとどうしても駆け足になってしまいもっと二人のことをじっくり見たかったな、と物足りなさを感じる作品(褒め言葉)だったので⭐︎は4つにしています。
匿名
終始暗く鬱々とした雰囲気が漂う病みBL。
好みははっきり分かれそうだけど
好きな人はめっちゃ好きだと思う。
元さんの優しさがかなり癒しでした…
Posted by ブクログ
☆3.0
独特の世界観で、自然物・・・セミや鳥の鳴き声の描写によって緊張感や異様さなどが表されてて面白かった。
執着α×逃げるΩ。
ストーリー的には割とよくある展開ではあるんだけど、描写が独特で目新しかった。
電子シーモア 画面外