あらすじ
竹田ダニエル氏(『Z世代的価値観』著者)推薦!
――――――社会と自分に、『優しさの力』を取り戻そう
勅使川原真衣氏(『「能力」の生きづらさをほぐす』著者)推薦!
――――――「自分を大切にする」ってこういうことだったのか
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力』著者) 絶賛!
北欧・フィンランド出身の著者が見つけた「有害な力」から自分を守る方法
達成中毒から本当に豊かな人生へ
長い人生を生きのびるために必要な考え方
つい、自分に厳しくしてしまうのはなぜ?
●パワー恐怖症を克服する
●無力感が及ぼす悪影響
●有害なリーダーシップを無効化するには
●「がんばりすぎない」勇気
●無理をしつづけるという自分への害
●人当たりのよさと本当の思いやりの違い
●「がっかりさせる勇気」を持つ
●「小さな選択」が持つ意義
●セルフケアとはパワーを取り戻すこと
「世界中の人々が、「今、ここ」に存在すること、ペースを落とすこと、自分を見つめ直すこと、
人と人とが互いにつながり合うことに価値を置く分野に興味を抱くようになりつつある。」(「序章」より)
Gentle Power: A Revolution in How We Think, Lead, and Succeed Using the Finnish Art of Sisu
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2025年5月10日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。さっき「執筆過程の生理学/中井久夫」をチェックした男性の本があまりにセンスよかったので、過去の投稿を拝見したらこれを見つけた。ゆるに使えそう。
「うつや依存といった類のものが社会的ネットワークを通じて広がるというのは、感覚的にわかる気がするが、驚いたことに、ポジティブな感情(たとえば幸福感など)もまったく同じように伝染するという。私にとってこれは画期的な発見で、親しい人もそうでない人も含めて、周囲の人のためになるような健全な態度を養いたいという思いがさらに強くなった。(『「弱いまま」で働く やさしさから始める小さなリーダーシップ論』エミリア・エリサベト・ラハティ)
職場等において、他人に自分のネガティブな感情をそのまま垂れ流さないことは、仕事というより、それ以前に大人としての礼儀なのだろう。しかしながら、感情に支配されないというのは、訓練も必要で容易ではないこともまた事実であるように思う。
周囲の人のためになるような健全な態度を養いたい、というのはほんとうにそのとおり。」
Posted by ブクログ
どうしても働いていると自分に厳しくなってしまったり、周りからの言動で自信を失ってしまったりしまうことがありますが、改めて一番大事なのは自分の心の健康だということを再認識しました。
Posted by ブクログ
内容はよく聞くようなことでしたが、改めてそういうことが大事なんだと思いました。
しなやかに強く、不透明や不完全さも受け入れるよう、睡眠や食事を整えていきます。
Posted by ブクログ
タイトルを見て、「弱いままで働けるの?どうやって?」と気になって読んでみた。
読んだ結果、私が想像していた弱さ(自分の弱点)ではなく、「優しい=弱い、という世間からの評価は間違いで、実は優しさは強さなんだよ」という意味だった。
やはり自己鍛錬は怠るべきではないようだ。
翻訳物は個人的に苦手で、なかなか文章が頭に入ってこない。
けれど心惹かれるフレーズはいくつかあった。
・自分の中には、困難を乗り越える力が備わっているのだと信じること。
・強い統制力を持つことがリーダーシップなのではなく、柔軟に人を受け入れ、穏やかに過ごせる空間を作ることが良いリーダーであること。
・セルフケアを怠らないこと。まずは自分を大事にして余力を残すこと。
最後の章で、自分の内面を見つめるワークをやってみると、著者が伝えたいことが具体的にイメージできたし、自分の気持ちを整理することができた。
自分と他人の潜在能力を信頼できるリーダーとして、自分も周りも幸せにできる人を目指そうと思った。