【感想・ネタバレ】可惜夜行【電子限定おまけ付き】 1巻のレビュー

あらすじ

【電子限定描き下ろしおまけ5p付き!】誰からも必要とされず生きてきた青年・亮の元へ、月からの使者・暁がやってくる。暁は、亮が月世界の最高権力者の生まれ変わりであり、彼を玉座に据えるため迎えに来たと語る。亮は現世を離れることを喜んで受け入れるが…?月と人をめぐる、優しく切ない現代和風ファンタジー。(このコミックスには花ゆめAi Vol.62-64に掲載されたstory01-03、花ゆめAi Vol.68に掲載された「可惜夜行 特別編-可惜夜光-」を収録しております。)

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2024年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

都戸先生の描くキャラは何かを抱えていて
それはすごく重くて…
でもとっても魅力的でかわいいところが好きなんだけど

今作も誰からも必要とされていない亮が
出来損ないと言われた月からの使者、暁と出会って
お互いがお互いの優しさに触れて
少しずつ変わって一歩踏み出す優しい物語で
可愛くて切なくて泣いてしまう。

劇的に大きく変わることはなくても
亮が亮としてほんのささやかでも
大きな一歩を踏み出せたことが
「可惜夜光」でわかるのもいい。

暁と亮の表情が最高なんだよなー!!
暁の泣き顔見てもらい泣きするぐらい良い。

もうもうもう本当に可愛くて切なくてやるせなくて
優しい気持ちにもなれるなんて!!
読後感も凄く良くて大満足な一冊。

0
2025年09月08日

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