【感想・ネタバレ】行政×デザイン 実践ガイド 官民連携に向けた協働のデザイン入門のレビュー

あらすじ

地域を良くしようと奮闘する行政職員が自らデザインを実践するための、そしてデザイナーや民間企業がパートナーとして行政と協働するための、最適な入門テキスト。
「行政×デザイン」をテーマに(おそらく)日本で初めて博士号を取得した著者が、地道で泥臭い「デザイン」という営みを主に地方自治体において実践するすべを、丁寧にわかりやすく紐解きます。
地域課題に対して各地で「官民連携」「官民協働」が模索されている今、まさに求められる一冊です。「政策デザイン9つ道具」のパワポテンプレート付き!

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Posted by ブクログ

今までにデザインに関する本はいくつか読んできたが(例えば、シャミネーの「行政とデザイン 公共セクターに変化をもたらすデザイン思考の使い方」)この本が圧倒的に良い。いくつか理由を挙げるなら、
・日本の事例を多数取り上げている
・「デザインをする組織を内に置くか外に置くか」みたいな、重要だけれど関心を持たれにくいトピックをきちんと掘り下げている
・国と地方自治体を峻別して議論している
・「そうは言っても実際にやるのは無理ですよ」という声に対する回答をきちんと用意している
あたり。是非多くの人に読んでほしい一冊。

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2025年04月15日

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