あらすじ
大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきて――。奇妙なコンビニで起り続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『誘拐事件』『夜間警備』『パラソーシャル』の計五編を収録!
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Posted by ブクログ
ゲーム実況を見ていて、気になったので購入。
ゲーム実況だと、捉え方の正解はなく、考察も見て楽しんでいたけれど、チラズアートさん公式のストーリーを見て思わず本作に載っていた五作はゲームを見返しました。
この表現はこういう事だったのか、この演出は気づかなかった!などますます作品が楽しめる一冊でした。
ぜひホラーゲーム好きな人、チラズアートさんのゲームをプレイ・見たことがある人におすすめです!
ちなみにポッキーさんが個人的にオススメです♡
Posted by ブクログ
元のゲームはやったことも見たこともありませんが、確かにゲームのノベライズだ!と思いました。
閉店事件、夜間警備、夜勤事件の3つは、逆にこれがゲームでなければおかしいと思うくらい。
自分はパラソーシャルが一番好きでしたが、どれも程よく怖くて面白かったです。
でも閉店事件と夜勤事件は似てる。
Posted by ブクログ
ホラーゲームメーカーChilla's Artさんのゲームをノベライズした作品集。YouTubeのゲーム実況や考察動画でよく取り上げられていて、実際ゲームはやったことはないけど馴染みはあったので読んでみた。作家さんが書いているけれど当然ながらチラズアートさんの監修は入っているので、物語の真相などは合っているよう。
チラズアートさんのゲームはいじめ・虐待・ストーカー被害・宗教などのリアルな社会問題を背景としているので、そこがプレイヤーに感情移入させやすいのかもしれない。全てを語りきらない、考察させるセリフや演出も小説と違ってゲームならではだと思う。それと登場人物の言動がいちいちツッコミどころ多々だったり、マルチバースで活躍する船橋というディスりキャラも面白くて、それもこのノベライズでしっかり描かれていた。
「閉店事件」「夜間警備」「誘拐事件」「パラソーシャル」「夜勤事件」
個人的には毒親の育児放棄をベースに姉弟の奇妙なサバイバル劇を描いた「誘拐事件」が印象に残った。
*直接本書とは関係ないけれど、挟まっていた販促用と思われる小冊子『こわい本あります 怪談集』がタダなのに贅沢で驚いた。背筋さんや寝舟はやせさんなどの2〜5ページの短編が収録されている。ヨシモトミネさんの短編が不気味で面白く、著者に興味が出て『この会社は実在しません』を読んでみたくなった。……しっかり販促効果あげている(笑)。
Posted by ブクログ
ホラーゲーム実況でお馴染みの、チラズアートのインディーホラーゲームのノベライズ。
どれもゲーム実況動画で見ておおいに怖がらせていただいた作品。
ゲーム内容がほぼ忠実にノベライズされていて、かつゲームにはない主人公(プレイヤー)の心理描写もあっていいノベライズだと思った。
ゲーム内では事の真相が詳しく語られないこともあって様々な考察がされていた部分も小説ではこういう解釈なのね、というのも面白く読ませていただけました。
音や映像による怖さが得られない分は主人公の心理描写による怖さでカバーできていたと思う。
ゲーム特有のあの音とかが苦手な人にはちょうどいいのではないかと。