【感想・ネタバレ】センスを磨く読書生活 私たちは本でできているのレビュー

あらすじ

本を読むことで〈センス〉は磨かれる
アートアドバイザーとしてアートの魅力を発信している奥村くみさん。実はアートと同じくらい本への情熱が深く、これまで自身のインスタグラムを中心に本紹介をしてきました。あらすじやネタばれなしの文章は、どんどん本を読んでみたくなり、書店に行きたくなる不思議な魅力にあふれています。ページをめくるたびに本の世界にいざなってくれる、大人の読書エッセイです。

《コンテンツの紹介》

・本が思い出させてくれる旅の風景
・好きな小説家と呑める券
・本とアートを愛する人へ
・田舎に旗を立てること
・「こぉと」という言葉
・大人女性の読書術
・どんとこい! カラマーゾフ!
・ごはんづくりを応援してくれる本
・使ってしまった人生
・ある画家の作品と対峙するとき
・AIロボットとの生活を夢見ても
・勝手に三部作
・私も手袋を探し続けます!
・文学少女が夢見た本を出すこと
・奈良を訪れるならば
・縁を切ることはケリをつけること?
・コーヒーをめぐる風景
・作家と同じ時代を生きる意味
・関西弁を読むこと、書くこと
・ミステリアスは無理だけど
・お宿のライブラリー考
・夢見るおじさんへのミステリー貸し出し便
・働き続けること
・アート探検のお供には
・本を魅力的にする人たち

※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事 写真付録は電子版に掲載しない場合があります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

アートアドバイザーで読書好きな作者。アートって、自分の感性で物を作り出すから、自分の感性を磨かなくちゃ。
「私たちは本でできている」という題名どおり、アートを生み出す感性は、日々読んでいる本でつくられたんだな〜と思った。読んでいる本はやっぱり、一般人の私とは違う。こういう本を読んでセンスを磨くんだなーと思った。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

本は好きだけど読書家ではないし、好きなジャンルばっかり読んで好き嫌いもある。なので新しい本との出会いを期待してというより、ただエッセイを読むのが好きだから手に取りました。
この著者に限らず、エッセイを書く人の昔の記憶の鮮明さに驚かされます。

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2024年11月05日

Posted by ブクログ

作者の奥村くみさんは、私より少し年上の方かなと
思ったけれど、本好きではあっても老眼がつらくて
小さい字の本を断念してしまうことも仕方がないこと
だと、はじめにーの中に書いている。

それでも、新しい世界に連れて行ってくれる
本に出合いたい。

そのとおりだなとしばらく本から離れていた
私も感じる。本を読む時間は日常から
切り離されてほどよく孤独を愉しめる気がする。
でも、本の中の人に寄り添うこともできるし
自分の現実世界へも、本を閉じればあっという間に
戻れるお手軽さ。

読書好きの世界に戻ってこられてよかったな。
今回も、次に読んでみたい本が多数。
早速チェックしよう。

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2024年10月22日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて読んだ本。
「はじめに」に、自分の本棚を誰かに見られる。それは自分の秘密を知られるのと同じ。人の本棚をのぞくことは、それは同じくその人の秘密を知ってしまうこと。
というはじまりに、ドキッとしてしまった。
だから、人の本棚を見たくなってしまうし、みんなどんな本を読んでいるのか興味がわく。でも、それは、本を好きな証拠なんだろうなと妙に腑に落ちた。
本を読むことで、生活が豊かになったと感じるし、時間の使い方も上手になった気がする。
その感覚をうまく言葉にできなかったけれど、奥村さんは適格に言語化してくれた気がする。
「おわりに」の言葉選びがとても素敵で、読書愛がにじみ出ていた。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

所々に写真も挟まるオシャレ系読書エッセイ。取り上げられてい本も知らない本が多くて、ちょっと異世界に触れた感じ。

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2024年08月25日

Posted by ブクログ

著者が出会った本とエピソードを綴ったエッセイ。奥村さんの本棚を少しだけ覗いているような本。アートへの想いも伝わってきます。
自分の本棚と本との思い出を振り返ってみようと、この本を読んで感じました。

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2024年07月19日

Posted by ブクログ

本を愛し、読み続けるアートアドバイザーの奥村さんの本にまつわるエッセイ。誰もが読んでいるエンタメ系の本はほとんど紹介されず、あらすじなんかも記載はないが、読んでみたいと思わせるのは本人のセンス。
驚いたのは奥村さんが本書のために挙げた書籍が、最近自身が読んだ書籍と数珠繋がり的に合致し、本を長らく読んでいると他者とこういった繋がりがあるのだということ。
興味の趣くままに、目に付く本を読み、著者のいう「センス」が知らず知らず磨かれていくと良い。

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2024年06月14日

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