あらすじ
話題のインボイス制度もしっかり網羅!
稼ぎ方、届け出、備えまで―
フリーランスが老後まで
安心して暮らせるお金のぜんぶ
「人生100年時代」。現役世代として活躍する時間が長くなり、
かつ必ずしも安定した雇用が期待できるとは限りません。
これからの時代、誰しもが「フリーランス」という選択肢を考えることが必須となりました。
また、SNSの普及によってフリーランスの仕事の幅も広がりつつあります。
本書では、フリーランスの生き方働き方から、フリーランスとして知っておくべき
お金のこと、老後のこと、各種社会保険制度や法律などを、
自身もフリーランスとして第一線で活躍し続ける、
社会保険労務士でFPの井戸美枝氏が、わかりやすく解説します。
【著者】井戸美枝/ファイナンシャルプランナー(CFP(R)認定者)、社会保険労務士、
経済エッセイスト。前社会保障審議会企業年金・個人年金部会委員。
国民年金基金連合会理事。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ
生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題について解説している。
近著に『今すぐできる!iDeCoとつみたてNISA超入門』(共著、扶桑社)、
『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!増補改訂版』(日経BP)、
「お金がなくてもFIREできる」(日経プレミアシリーズ)、
『最新データと図解でみる 定年後のお金と暮らし』(宝島社)、
『親の終活、夫婦の老活』(朝日新書)など多数。
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Posted by ブクログ
フリーランスになるにあたっての心構えやマーケティング
収支などをざっくり学べる本。
この一冊で全ての知識を得られるわけではありませんが、小規模企業共済などにも触れており、フリーランスになりたい人は読んでおいて損のない1冊です。
Posted by ブクログ
フリーランスになったときに知っておくべきことを
色んな分野から触りのところを中心に説明している本。
フリーにならなかったとしても知っておいたほうが
後々良いことも書かれてたと感じたので、
入門編として読んでみると良いのでは?と思った。
【勉強になったこと】
・社会人基礎力とは
前に踏み出す力:
主体性、働きかける力、実行力
考え抜く力:
課題発見力、計画力、想像力
チームで働く力:
発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、
規律性、ストレスコントロール力
・自分のキャリア棚卸の際の軸となる整理項目例
業務内容
身に付けたスキル、資格
身に付けたヒューマンスキル
成果や評価
やりがいを感じる場面、能力を発揮できる場面
苦手な業務
・専門実践教育訓練を受講する場合、受講費用の50%
が訓練の受講中、6か月ごとに支給される。
※年間上限40万
・開業費として認められるお金の例
開業のためのセミナーへの参加費用
調査のための旅費、ガソリン費
通信費
打合せ費用
関係先への手土産
開業までの借入金利子
広告宣伝費
パソコン購入費用
・インボイス制度は開始されたものの、
2026年9月30日までの3年間は、
売上げにかかる消費税額の2割を納める
「2割特例」が設けられている。
・法人の区分け
私法人
∟営利法人
∟株式会社
∟マイクロ法人
∟合同会社 等
∟非営利法人
∟NPO
∟医療法人
公法人
∟独立行政法人
∟公庫
∟特殊法人
・マイクロ法人
経営者が1人だけで経営している会社のこと。
個人事業主が税金や社会保険料の節減を目的に
設立することが多い。
・法人成りに適したタイミング
①売上高が1,000万円を超えるとき、
または個人事業を開業して2年経過したとき
②個人事業の所得が900万を超えたとき
900万を超えると、法人税の税率よりも
個人の所得税のほうが税率が高くなる。
③事業の拡大を考えているとき