あらすじ
悪女と呼ばれ継母に虐げられていた領主の娘ニネット。
唯一の味方である3歳下の弟分ティルを守るため厄災を封じる生贄となるが、
それはニネットを嵌める罠だった。
危機をやり過ごし翌朝目が覚めると、8年の時が過ぎていた。
ティルの行方もわからない。
それから2年。
年上になったティルが冷酷公爵として現れ、契約結婚することに!
「ずっとニネットのこと探してた」
ニネットに甘く迫ってきて――!?
年齢逆転溺愛ラブ!
【電子特典付き】
ティルの7歳の誕生日に焼いた失敗誕生日ケーキ。改めて焼いたニネットの手作りイチゴケーキに、ティルの感想は……?
特別書き下ろし短編『思い出のケーキ』を収録!
感情タグBEST3
8年……
何のための生贄か・・・
騙されたものの気持ちは・・
でも、この8年で年齢が逆転したおかげでハッピーエンドへ繋がったのですね
この長い日々をどう理解したら良いのか、どちらの立場にも立って考えてしまいます。
マンガの続きが気になり購入。義母より義妹のほうが醜悪でしたね。。それをきちんと幼少時から見極められるティルは本当に優秀!!地位も名誉も美貌も兼ね備えたティルからデロデロに甘やかされてニネットにはこれから幸せな時間を過ごしてほしいな。
そして最後に伏線のようなものがあったけどこれは続巻あり?!サンクチュアリの復興や2人の結婚式など見たいのでぜひ期待して待ってます!!
Posted by ブクログ
再会後のティルの転がり具合が最早痛快。
冷酷と噂の公爵様がログアウトされました。
ニネットの前だと例え年上になって年齢的な立場は逆転しても弟分な立場になってしまうという。
そして一向に想いに気付いて貰えないという。
哀れさも感じたよ公爵様。
ニネットがずっとお姉さん風吹かしていたので。
彼女がティルをちゃんと結婚相手である異性として見られるようになったのは終盤……というか、下手したらこれからですらある。
まだ先は長そうだ。
ニネットが8年も時間をすっ飛ばす理由になった継母と義妹へのざまあ展開も爽快だった。
このときのティルの台詞がまたキレッキレでたまらなかったです。
というわけで「懺悔しろ。クソババア」
子供時代から一貫して継母に対するティルの評価が辛辣で申し訳ないが笑っちゃいました。