【感想・ネタバレ】【超完全版】フルオートモードで月に31.5万円が入ってくる「強配当」株投資 経営戦略から“ほぼ永遠に儲かる企業”を探す方法のレビュー

長期株式投資

著者のポートフォリオの筆頭銘柄、三菱商事に対して2024年４月にバフェットが保有比率を増やす意向を表明。
たった２か月で1000万円超の資産が増加した。
2023年は会社員を辞めて、入金力が落ちたにもかかわらず、月の手取り配当金額は８万円アップ。
月の平均で31.5万円となった。

配当投資の特徴は３つ。

・保有するだけなので、ど素人でもできる
・売買の必要がないため、忙しい人に最適
・その代わり１年で「億」とかはムリ。ゆっくりお金持ちになる方法

「ゆっくり」といいつつ、かなりのスピードでお金持ちになっていく著者の投資法のキモは何か。
他の配当投資と何が違うのか。
その秘密は、企業の策定する「経営戦略」の分析。
投資歴20年の個人投資家は、経営戦略をどう分析して、どうお金に変えているのか。
ベストセラーシリーズの第３弾は、最新の経済動向をふまえたうえで、
１～２冊目のポイントも踏まえた【超完全版】オールインワン本です。
配当投資の初心者や、１～２冊目を読んだことのない方は、この１冊でOK。
新NISAで配当投資をスタートしてみませんか。

第１章 巨大企業に負けない「永遠に持ちたい」優良小型株を分析
第２章 “保有握力”を劇的に強くする「経営戦略」のポイント
第３章 経営戦略を「投資リターンに変える」分析方法
第４章 フルオートでお金が増えていく「投資フレームワーク」
第５章 「現金比率」問題を９割解消する投資賢者のポートフォリオ
第６章 新NISAにも応用できる「20年の投資経験から得た知見」
※小型株を含む、著者選定の「日本の企業ベスト100」を収録

[ブクログ · ★★★☆☆]

僕の中で高配当株本で一番最初に触れた著者である長期株式投資さんの3冊目です。

手堅い大手企業系の分析著書と言うイメージだが少し小型株の紹介も有りました。
また、経営戦略の視点から経営計画を読み解くと言ったコンテンツも有りました。

ただ、前著2冊を読んでおけば目新しいコンテンツは無いかな(僕が企業で経営計画担当していた時期もあるので)。

終盤のメッセージ、「株式投資において最適解とは画一的ものではなく、一人ひとりの置かれた状況に応じて、自分の頭で考えて作り出すものです。」

本書ではこの言葉が一番良かったかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

今後の投資方針を再確認したく読んだ一冊。
自分の投資スタイルと似ている部分も多く、自分の投資スタイルに間違いないはないと確認できた。

この本では経営フレームワークを使い経営戦略を確認する方法、投資するうえで現金や債券と株式をどう配分するかの考え方などが紹介されている。

私が一番参考になったのが株価暴落時の生存戦略。
このレビューを書いている時期がアメリカトランプ大統領による関税発動により、世界的に株価が暴落しているときなので、タイムリーなネタであった。

投資できる現金をしっかり確保したうえで、株価暴落時には少しづつ投資していきたい。
長い目で見ると株式投資でマイナスになる確率は、歴史を振り返るとほぼないのだから。

[ブクログ · ★★★☆☆]

これまでの本を読んでいたら買わなくても良いかな。自分は読んでいたから新鮮味が無く星3個。
逆にこの本に作者の知識が集約されているのでこれ一冊でこの作者の株のノウハウは分かる。そういうまとめの本と考えて良いと思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

3冊目となるとそろそろ中身が寂しくなってくる。著者のポートフォリオ、経済本でよくある分析手法の紹介、そしてざっくりした企業の紹介だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

株購入時にどういったところを見たらよいのか？
といったポイントをかいつまんで紹介してくれてます。
初心者向けのため当たり前のことも多いですが、
銘柄の例も載ってて学ぶところはあったと思います。

【勉強になったこと】
・過去5年程度の予想PERレンジを確認して、
　数値が低いときに投資するのがベター。

・日経平均PBRは定期的にウォッチしておくこと。
　PBR0.8倍が暴落時の底になることが多いと
　見ておくことであとどれくらい下がりそうか
　予想することが出来るから。

・現金価値の減少は、不動産価格や株価の上昇に
　つながる。