あらすじ
DAIGOの姉、内閣総理大臣の故竹下登の孫として知られる人気漫画家・影木栄貴が50歳にして結婚、おひとり様をやめるまでの道のりを赤裸々に書いた初エッセイ。
仕事は順調、だけど恋愛免疫力ゼロ。忙しい毎日を過ごす中、年齢とともに体調不良も実感する。
仕事も頑張りたい、趣味も楽しい、お金も大事、健康も心配、自由に生きたい…だけどひとりぼっちが苦手!
結婚は本当に必要なのか?
全力で日々頑張り楽しんでいる女性が一度ならず何度も考える疑問に、著者が選んだマイペースな結婚ライフとは?
「婚活宣言」「お互いのお財布事情は探らない」「いきなり同居はしない」ーシングル時代が長かった著者ならではの視点にも注目したい一冊。
描きおろしエッセイ漫画も収録!
感情タグBEST3
おもしろい!
漫画は読んだことがありましたが、影木さんのまとまった文章を読むのは初めてでした。漫画とは違う面白さ!たくさん説明があるのにくどくなく、全然違う人生を歩んでいる人なのに、親近感を持ってしまう。なぜ親近感がわくのか不思議ですが、そして面白いのでお勧めです。
Posted by ブクログ
私も同調圧力が苦手ですが、そうしてる自分にきづきます。 なかなか人と同じ考えじゃないというのは勇気のいる行動だと思うからです。
長く生きてきて、大分人目を気にしても仕方ないという考えになりました。
自分らしく生きると、本当に幸せ度は増すということを改めて思わせてくれました。
Posted by ブクログ
実は相方さんのコミックでお名前を覚えましたが、作品はあまり拝見していませんでした。
人のエッセイを読むのが好きなので、この本はずっと気になっていました。コミック形式だと思い込んでいましたが、がっつり活字でないと確かにこのボリュームは終わらないと思います。
いざ読んでみると私とは歳が離れているのに、特に性行為=結婚の思い込みとか、性教育の話とか、共感できるポイントがあって面白かったです。一気読みしました。婚活の話なのに、お金の話をばっちり書いてある点は好感度高いです。私も実家を活用してお金を貯める派です。
婚活はつらいもの。それをマッチングアプリと結婚相談所なしで成し遂げたのはとても素晴らしい行動力だと思います。
Posted by ブクログ
はじめに
第1章独身生活50年のリアル
ある意味箱入り娘
性癖とBL
歪んだ性知識
恋愛免疫力ゼロの女
20歳で結婚するはずだったのに
自分で決めた漫画編集者への道
漫画家デビュー
母ちゃん、嘘......だろ!?
初めての営み
人生一番の大恋愛
公開お見合いで諦めた結婚と出産
漫画VOL.1 両親
第2章ひとりぼっちが苦手な私
第3章その婚活、本気でやってますか?
第4章自由な結婚の形
第5章結婚は本当に必要か迷うあなたへ
第6章自分が満足する人生の選択
おわりに
さらりと流し読みな感想、
最後の方は、貯蓄とかお金のお話になり、ちょっとタイトルからは逸れてきますが、読むと年齢的にもっともな話をしてるなぁという感じです。
そして、家族が大好きなんだなーということも。
弟のダイゴロスの話とか、いい家族関係だなーと。
漫画家として働いているのと、実家という後ろ盾があるから可能な生活で、選択だとは思いますが、多様化する現実を考えるとこういう結婚の形もあるんだろうなと。
Posted by ブクログ
DAIGOのお姉ちゃんが50歳で結婚するまでのエッセイ。なんかDAIGOとあまり似ていなくて親近感あるオタクでリアリストな漫画家さんで笑った!
Posted by ブクログ
独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
影木栄貴さんご自身や作品は好きですし、この本も素晴らしかったので、そういう意味では星5つなんですが、これ、男女逆だと成立しないなという意味で、星3つにしてしまいました、すみません。
もう運と言ってしまえばそれまでなんですが、影木さんの御結婚に関しては、影木さんご自身の行動力がなせる技だったと思いました。
両方初婚ではなく、ご主人は元奥さん起因で離婚歴があるとのことで、これはまちがいなく優良物件。ただ、男女逆の場合、女性はもう結婚こりごりとなる可能性があるので、再婚女性と初婚男性は成立しにくそうです。
また、ご主人もなかなか高給取りとお見受けしました。影木さんに100万円近い指輪を買えるなんてすごいと思いました。(自分の手取り半年分)
女性は仕事ができて収入があると、結婚する理由がなくなってしまうのが現代だと思っています。
こと結婚に関しては特に現代日本は圧倒的に男性に不利です(荒川和久さんの『結婚滅亡』など読むとひどく共感しうちひしがれる)。
明治民法および昭和戦後期は、基本的に男性は何らかの仕事に就けば妻子を養える収入が得られ、女性は就職しても大した給料がもらえなかったので、コミュ力のない男性でも結婚できましたし、女性も家事育児が嫌でなければ結婚することで生活が保障されました。
それが平成以降、男性の給料は下がりましたし、高給な仕事はコミュ力を要求されるので、コミュ力のないの男性は高給に就けず、よってどうやっても結婚できなくなりました(自分がまさにそう)。
女性の家事も育児も仕事もも大変そうですが、男性も仕事以外に家事育児分担を求められますので、男女ともに大変です。そうするともう、パワーカップルしか結婚できなさそうですね。それで心優しい男女ばかりがリプロダクツされればいい世の中になりそうですが、果たして・・・?
結婚しなくてもいいやという人は特に問題ないですが、自分のように、人生の幸せは家庭を築くこと、と刷り込まれた自分には、現代日本では結婚できる男性は、経済力かコミュ力がある(もしくはその両方)ことの証明にもなっている(男性が結婚できないということは、そのどちらもがない事の証明になる)ので、かなり残酷に思えるのです。
影木さんのご主人は非常に包容力のある方とお見受けしますが、男性の求婚者が、女性にこの、影木さんのご主人のような包容力やら経済力やらを求めたら、なんかすごくバッシングされそうな気がします・・・。
独身未婚中年男性は(自分も含め)ひっそり生きていくのがよさそうですね・・・。
でも、個人的には影木さんの御結婚は嬉しかったし、この本に書かれている、影木さんご夫妻や弟さんご一家がもの凄く素敵なので、今後また影木さんのご家族にまつわるコミックエッセイを期待しています。
Posted by ブクログ
50歳で別居婚したBL漫画家・影木栄貴さんのエッセイ。「独身生活50年のリアル」、「ひとりぼっちが苦手な私」、「その婚活、本気でやってますか?」、「自由な結婚の形」、「結婚は本当に必要か迷うあなたへ」、「自分が満足する人生の選択」の全6章。影木栄貴という人がどんな人でどんな人生を歩んできたのか、結婚に至るまでの婚活と結婚後の生活について赤裸々に描かれている。
1章の「人生一番の大恋愛」は正直笑ってしまった。さすがオタク!友達の友達にも似たようなエピソードを聞いたことを思い出した(笑)
3章ではなりふり構わずの婚活をしていてすごいと思ったし、5章・6章は普通に役に立つ話ではある。章の途中に差し込まれてる1P漫画も面白かった。
婚活に役立てようと思って読むよりは、影木さん作品やエッセイなどを読んだことがあって面白がれる人が読むと楽しく読めると思う。私は面白がれるタイプの人でした。
匿名
お花畑エッセイ
今の時代、50歳が初婚、60歳で再婚の人もいるので
色々とアドバイスのように書かれているが
婚活などの本としては全く参考にはならないです。
エッセイっていうだけあって
自分が何故今まで男性と縁がなかったのかや
一人暮らしやルームシェアをしたりなどの話など‥読んでいると
どの話もお母さんが結局フォローしてない?
結局改築した実家へ戻る。
すべて実家のご両親が元気であったこと。
言葉が悪いですが、そりゃこういう環境だと人と出会うにも難しいし
人も寄ってこないと思う。
ルームシェアの解消の理由も、他人のせいにして「私が一番負担かかってるのおかしい」と
それを書いてしまうところも
良くも悪くも甘やかされて育ったんだなとわかる。
やけに竹下登の孫、DAIGOの姉、北川景子の義姉のワードを出して
これがあるから近づいてくる人間を警戒するのはまぁ分かる。
が、家族と自分を過信しすぎてるとも感じた。
それは確かに家族が仲が良いからかもしれないけど、
自分で自分を箱入り娘ですからとレッテルを貼っている。
なので、ご家族がご主人に対し
「姉ちゃんと結婚してくれて感謝だよ」と言うのは、読み手もそう思ったはず。
エッセイとして面白いかというと、そうでもなく
母校の校風の説明も間違えてるし
他人と関わった後もポジティブに丸くおさめてるようで爪痕残してるし
読んでて分かったのは
実家が太くてお母さんが甲斐甲斐しいとこうなるよねってこと。