【感想・ネタバレ】日本の祭り 解剖図鑑 最新版のレビュー

あらすじ

四季折々の行事から見る
日本文化の魅力

人はなぜ祭りに熱狂するのか?
ねぶた(青森)、三社祭(東京)、御柱祭(長野)、祇園祭(京都)、遠野まつり(岩手)など、
今も日本全国で多くの人を熱狂させる祭り。

本書は全国47都道府県から100超もの祭りを厳選し季節別に紹介しています。
メジャーな祭りから、秘境の地でのマニアックな祭りまで、盛りだくさん。
その祭りがより深く理解できるように、起源から、祭りの手順、見所までを
すべて図解しています。
序章の「祭りの基本」では祭り、基礎知識として押さえておきたい祭りの起源や構造、
さまざまな宗教や古典芸能との関わり、祭りの必須アイテムである山車、神輿、船などについても詳しく紹介しています。
また、その祭りは誰をまつっているのかが分かるよう、
関連する神様(ご先祖様を含む)をピックアップ。
日本人が大切に守ってきた信仰がより深く理解できるように工夫しています。

読後は、ぜひ実際に現地に足を運んでください。
本書で取り上げたような細々したことまで知ってから祭りを見ると、
祭りがさらに楽しくなるはずです。

※本書は2018年に刊行された『日本の祭り 解剖図鑑』から新たに祭りの項目を増やし、再編集したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新刊案内で気になった『日本の祭り 解剖図鑑』(久保田裕道)。

子どもの頃から祭りの雰囲気が好きで、

大人になってからではあるものの、京都祇園祭や青森ねぶた祭、大阪岸和田だんじり等々……ポツポツ行ったり。

ただ本書を読んだ時、「自分の祭りレベルがまだまだあまい」という事に気づいてしまった。

本にどんだけ祭りがあるんだって思うくらいある…。

これからは、場所だけじゃなくてイベント目当ての旅ができそうでワクワクしてきた。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

日本全国津々浦々にお祭りが存在する。
しかるに日本人は祭り好き、それにかこつけての飲酒が好きなのかもしれない。

本書では、季節ごとに各都道府県からひとつずつの祭りを選んでいるが、それがその都道府県を代表する祭りというわけではなく、きわめてマイナーな祭りまで載せている理由は、小さな祭りを含めて、著者が魅力を感じたものなのだろう。

改めて日本の祭りの懐の深さを感じた。
バラエティーに富んだ祭りにおける表現力は、驚嘆ものだ。昔は人伝でしか祭りの伝播はなかったはずで、だからルーツが同じでも、ある程度の変化はあるだろう。
しかし、似ても似つかない祭りが各地に存在するというのは、どういうことなんだろう。
お米を中心とした食べ物の豊作を祈り、また恵みに感謝する。仏さまや八百万の神々に感謝するという興りはあるし、多いように思うが、それだけには留まらない。

それにしても、素晴らしい日本の文化だな。
各地に行くなら、お祭りのタイミングを考えたい。

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2024年08月27日

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