あらすじ
草加冬吾は、手習い所・雀堂の師匠として子らに読み書きを教えている。ある日、深川で料理茶屋の手代が殺された。冬吾の兄で与力の紀一郎はさっそく科人を追うが、冬吾も町暮らしの身軽さを活かし聞き込みを手伝うことに。一方、彼は兄との関係に複雑な思いを抱えていた。二人は双子であり、それゆえ弟の冬吾は世間から隠されるようにして生きてきたのだ――。わだかまりに向き合いながら互いに助け合う、江戸の家族の物語。
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Posted by ブクログ
江戸時代の時刻にかっこ書きで現代の時間が書いてあったり、昔の習慣や風習をさりげなく説明してくれてたり、初心者に優しい時代小説でした。
本当は双子なのに、弟して育てられた冬吾、与力の兄紀一郎の手伝いとして事件にかかわっていく話。
昔は双子は、あまりよくないことだったので、家族関係も険悪だったり複雑だったりするのかなと思いましたが、本人はそんなに深刻に抱え込んでない感じが良かったです。
お姑さんと母親は水面下でバチバチしてたり、兄弟間での会話がギクシャクする場面はありましたが笑。
根性座ってるお母さんや手柄を立てようと焦ってでっち上げをする倉多さんや冷静沈着な吟味役の片桐様など、脇役もキャラクターがしっかり立っていて面白かったです。
続編も確か出てたので、近々読めたらいいなと思ってます。