【感想・ネタバレ】縄文の世界を旅した初代スサノオ 九鬼文書と古代出雲王朝でわかる ハツクニシラス【裏/表】の仕組みのレビュー

あらすじ

1万年以上前、大洪水による古代文明の洗い直しのとき、
世界最古の調和文明「初国(縄文)を知らしめせ」との
創造神(造化三神)の命を受け、
初代スサノオは、勇躍、大海原を渡って行ったのだ!
初代スサノオにより五代文明が興った。
その中で、注目すべきはシュメール(中国での呼び名は「夏の国」)だ。

その文明を継承したインドのドラヴィダ族の子孫が、
日本に渡り古代出雲王朝を築く。

スサノオを長とする縄文人たちこそが、
当時の人類の霊的指導者、
すなわち「長老民族」だった。
その最古の地球文明を「初国」と言った。
初国の縄文人たちは、
海を移動する海洋民族でもあったのだ。

日の元(『日本書紀』や『常陸国風土記』における日高見国)こそが、五色人の母国であり、世界文明の発祥地。この初国を知らしめるのが長老民族の霊的な役割。

その天命をユーラシア大陸において引き継いだのは、『九鬼文書』に登場する「野安押分(ノア)」。ノアは白人の祖先であるアーリア人種であり、スサノオの子孫でもあった。

アーリア人種と非アーリア人種の2つの系統が、世界をつくっていく。非アーリア系民族とは、月読命(ツキヨミ)の子孫たちであり、月氏族となり、クシャーナ王朝、ヘレニズム文明、インダス文明、ドタヴィタ族へとつながっていく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

九鬼(くかみ)文書に展開する古代文明の世界は、支配者の都合による編集がなされていないのか、よりリアルで面白かった。

印象に残ったのは、出雲大社が、天津神にあたる徐福によって殺されたヤチホコノカミ(出雲の大国主)の祟りを鎮めるために建てられたとあり、その御神体は、徐福集団が国を明け渡すよう迫った稲佐の浜の方角である西を向いているらしい。
しかも徐福の子孫が出雲大社の神職を代々務めているらしく、リアルな生々しさを感じた。

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2024年08月01日

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