【感想・ネタバレ】庭師と騎士のないしょ話 真夜中のお茶会は恋の秘密を添えて【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

土の精霊が守護するこの国の庭を管理する庭師は、「影」の存在。
新米庭師のアゼリアも人目を避けて暮らしている。
ある夜、社交界の花形騎士・ディモルが精霊の呪い持ちだと知り!?
秘密を守る対価に始まった真夜中のお茶会で彼の優しさに惹かれるアゼリア。
そんな時、土の精霊に死が訪れ!?
「きみが育てた花を見たい」蔑まれていた自分にそう笑う彼のため、アゼリアは立ち上がる。
孤独な少女と騎士のラブ・ファンタジー!
巻末には、想いを伝えあったアゼリアとディモルの甘いお茶会のひとときを描いた書き下ろしエピソード『終わった後の思い出話』を特別収録!

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Posted by ブクログ

内気な庭師の女の子と純情な騎士が、先代庭師の縁で秘密のお茶会を重ねる物語。丁寧に淹れた紅茶のように温かく良い香りがする言葉で紡がれた、可愛い作品です。冒頭シーンの謎や終盤の脅威が良きスパイスになってます

きらびやかな外見で色男と噂されながら実際は女っ気のなかったヒーローが、ヒロインと出会って恋を知る様子にホッコリ。人が苦手なヒロインも、ヒーローや彼を取り巻く人達との出会いで徐々に殻を破り、大切な人のため勇気を出して行動するところが良かった。精霊や妖精達も良い味出しててキュート!

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2024年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容に覚えがあるなと思っていたら、どうやら某小説サイト(受賞したサイトではない)で読んだことのある作品だった模様。
庭師ながらある秘密を抱える少女と、同じく「呪い」という秘密を抱える騎士とのもどかしい恋物語、妖精を添えて。
通常なら恋愛面でライバルになるであろう悪役令嬢ポジションのキャラが、最終的には頼れる友人になったり、ヒーローの騎士の友人ポジションのキャラが実は敵方のスパイであり、かつ更に秘密があったり(ヒーローが霞むほどの存在感)と驚かされることが多かった。
庭師の少女が終盤はまるでヒーローのような大活躍する場面も感動もの。
ただ後半は様々な立場の人たちの思惑、妖精たちのこと、過去からの約束、呪いの件なども絡まり合うのでちょっとごちゃごちゃしていた印象。
web版より内容が濃くなったように思うので、そのせいかな(うろ覚えなので断言はできない)

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2024年03月20日

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