【感想・ネタバレ】無能才女は悪女になりたい【ノベル分冊版】 1のレビュー

一分咲 / 藤村ゆかこ

類まれな能力を持ちながら、家族に“無能”と虐げられて育った令嬢・エイヴリル。素行の悪い義妹の身代わりに『好色家の老いぼれ公爵様』のもとへ嫁ぐことになるが、実際の公爵・ディランは、噂とは真逆の美しい青年だった。彼が望む「悪女を妻に迎え、三年後に離縁する契約」は、エイヴリルにとって未来の自由を意味する絶好の条件。張り切って“悪女”を演じる不思議な“才女”に、周囲は困惑しつつも次第に惹かれていく―― 分冊版第1弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。

[itahiro · ★★★★★]

面白いです。

家で虐げられていたエイヴリルは、義妹のしでかした不始末で、好色家の老侯爵へ義妹の身代わりに嫁がされます。でも実は公爵家は代変わりしていて、出てきたのは貴公子のディランでした。ディランは悪女エイヴリルのうわさを聞き縁談除けに3年間の契約結婚を持ち掛けます。悪女は義妹のコリンナなのですが、エイヴリルは契約解除になったら困るので、悪女のふりをしますが、慣れない悪女ぶりが面白いです。お互いに、なんか違うと思いながらのドタバタぶりが面白です。

＃笑える ＃ハッピー ＃スカッとする