【感想・ネタバレ】ぼくの姉ちゃんとセックスしてくださいのレビュー

あらすじ

Netflix『サンクチュアリ-聖域-』の脚本家が描く、笑えて泣ける、ある姉弟の物語。装画は、ゴトウユキコさん。

二十歳なのに姉ちゃんは、おそらくもうすぐ死ぬ。

Netflix『サンクチュアリ-聖域-』やTBSテレビ『半沢直樹』の脚本家・金沢知樹が描く、ある姉弟の物語。
「私はねー、チンチンば入れてみたか」旅先で、“姉ちゃん”から衝撃の告白を受けた“ぼく”は、その願いを叶えるため、友人のツトムと二人で奔走する――
笑い、泣き、悲しくも温かい気持ちに包まれる感動作。そして、読者だけに語られる、この小説の本当の意味とは?

装画は、『R-中学生』『ウシハル』『水色の部屋』『きらめきのがおか』『夫のちんぽが入らない』(原作:こだま)『フォビア』(原作:原克玄)『36度』『天国』などの、漫画家・ゴトウユキコさん。

金沢知樹(かなざわ・ともき)
長崎県出身。2023年、世界中で大ヒットしたNetflix配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の脚本を手がけた。同作で、アジア太平洋地域で最も優れたクリエイティブを表彰する『Asian Academy Creative Awards2023』にて、最優秀脚本賞を受賞。テレビ番組の構成作家などを経て、2022年に地元を舞台にした映画『サバカン SABAKAN』で監督を務めたほか、TBSテレビ『半沢直樹』でも脚本を担当した、今注目の脚本家。


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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この本の1番の魅力は、こってこての長崎弁だと思う。あの方言を聞くと、数回しか行ったことないのに長崎の風景が広がっていく。ほんとに数回しか行ったことないんに。ぱりぱりの皿うどんを潰す音とか、長崎で見た青い空と坂道とか。あの少しのんびりした空気感とか。そんなのばっかり思い出して、それがどんどん小説に色を付けていく。
あとは、弟が姉のために奔走している姿が羨ましかった。私の弟はそんなことしてるんやろうかと、そんな視点で読んでた。色んな愛が詰まってる本だった。

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

久々に物語に集中して一気に読めた
大好きな姉ちゃんが死ぬとわかり、姉ちゃんの最後にやりたいことを叶えるために弟が必死になる。
その中で姉ちゃんがどぉ生きていたかがわかる。
題名は凄さに惹かれて買ったけど、凄く面白かった。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

・止まらずに読み進めてしまう
・とても読みやすい
・読みやすいのに浅くない
・くすり笑いしてしまう箇所が多く楽しい
・キャラクターがリアルでおもしろい
・御涙頂戴ではないところが好感持てる
・映画化しないかなぁ

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

私は普段ミステリー小説しか読まないですが、タイトルの強烈さに惹かれて購入。
作者が私と同じ長崎出身というのも決め手になりました。

思った通り、長崎弁や実在する店舗、地名が多く登場して楽しめました。
ストーリーもとても面白かったです!
「チンチン」という単語の登場回数は小説界でも屈指の多さだと思います。
色んな意味で面白すぎて1日で読み切ってしまいました。

作者様はたぶんミステリー作家ではないと思いますがミステリー感もあって楽しかったです。
コメディー調ですが泣ける要素もあります。

買って大正解でした。
私は基本的に評判のいいものを選んで読んでますがたまにこうして前情報無しに新作を購入するのもいいですね。
素敵な本に出会えました。

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2024年01月04日

Posted by ブクログ

タイトルを見て、んっ?てなり、二十歳なのに姉ちゃんはもうすぐ死ぬという、表紙の一文を見て、なんとなく内容が想像できた。舞台は九州長崎で方言が身近で、本に入り込む。本好きな姉ちゃんが読んでいた本がノルウェイの森で時代設定が30年くらい前の話か?すごく読みやすく一気読みしてしまう。感動の押し売りではない内容だが、グッとくる。家族の愛情がものすごく伝わってくるのである。出てくる人たちも優しい人たちばかりである。

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2024年04月20日

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