あらすじ
鉱物で描く元素のものがたり。結晶を愛する著者が、元素の姿を求め、岩塩の結晶をハンマーで極小まで割り、庭で鉱石を熱す。するとみえてくる、元素・原子の世界。この世はぜんぶ原子でできていて、それは90種類ってほんと?石といっしょに考えよう。美しく、ちょっとかわった元素の本です。有機化学者でもある著者の実験魂あふれる一冊。石ころと元素の世界のたしかな結びつきを、子どもたちに届けます。
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Posted by ブクログ
砂鉄から鉄を作り出す方法
くじゃく石から銅を作り出す方法
昔こんな本に出会っていたら、化学が記号の羅列でなくもっと興味をもって学べたのになと思った
先人の偉大さに思いを馳せた
写真が美しいです
フルカラー
Posted by ブクログ
クレヨンハウスの店頭で見かけて購入。私は鉱物が好きで買い集めているので、鉱物の本かなーと何気なく手に取ったのですが、塩の結晶を割り続けたらどうなるかとか、孔雀石を加熱して銅を取り出してみるとか、元素にアプローチする実験が豊富で、読み物として大変面白く、真面目に読んでます。
写真も豊富なので、子どもが見て楽しむのにもお勧めです!
Posted by ブクログ
元素とか鉱石が好きな人は興味を持って読めると思う。もともとこういうのが好きな子どもなら、最後まで読み切れるだろうが、たまたま手にして、これを最後まで読み切るのは難しいかも。大人でも十分楽しめる内容の濃さと深さ。
Posted by ブクログ
最初ネットで存在をしった時は、絵本だと思わなかったし、実際読んだら、内容は本格的だったし……。原子になるまで岩塩を砕いたり、色別岩塩を、美しい写真で乗せたり……。見て読んで、楽しかった。
Posted by ブクログ
石が好きなので興味、手に取ってみた
児童書なんだけど
これは、なかなかの難しさ
キレイな石の写真がたくさんあるのかと期待しちゃってた
石を見るのが好きな私には難しい
水晶が、どんなにいびつな形でも
すべて六角形の断面で内角が必ず120度と言うのに勉強になった
Posted by ブクログ
美しく豊かな鉱物の世界。
「たくさんのふしぎ傑作集」は子どもだけのものではない。大人も存分に楽しめる。美しい鉱物の写真から、結晶のかたちが一定なのがわかる。化合物から鉄や銅を取り出す過程も写真で見られる。遠い昔に記号として教科書で見たひとつひとつの元素を写真で見て、ほうと再会に浸る。とても贅沢な読書である。