あらすじ
★時間術、生産性、効率化よりも大切な、AI時代に淘汰されない「人だからこそできる」解決策の見つけ方!
★世界ナンバー1のオックスフォード大学で研究者を長年していた著者が解説!
★ブレイクスルーを起こした世界の“頭のいい人”の脳の働かせ方を体系化
★新たな幕が上がる世界で必要となる思考の戦略書
【目次】
◎序章 意識が高い人が陥りやすい時間術の罠
・巷で話題の時間術を鵜呑みにしてはならない
・脳の神経細胞は50歳から極端に減る ほか
◎1章 「問題解決力」についてはじめに知ってほしいふたつのこと
・「勉強すると脳のシワが増える」はウソ
・62歳で海馬の細胞が増えたロンドンのタクシー運転手 ほか
◎2章 脳の「やる気」を引き出す3ステップ
・「90分単位の睡眠」で思考をクリアにする
・レジスタンス運動でBDNFを増やす ほか
◎3章 問題解決力を上げる「脳内ライブラリー」のつくり方
・小説を読めば運動をしたことと同じ経験が手に入る
・脳科学研究で唯一効果的と確認された速読法とは ほか
◎4章 質の高い知識を絶対に忘れない記憶にするコツ
・情報を再インプットし、記憶回路を強固にする ほか
◎5章 「メンタル・タイムトラベル」で問題を明確にする
・記憶研究の世界的権威が提唱「メンタル・タイムトラベル」 ほか
◎6章 質の高い解決策を引き出す方法
・スティーブ・ジョブズが実践したアレンジ・アクションとは ほか
◎7章 誰も思いつかなかった解決策を引き出す方法
・アインシュタインが書き残した「ひらめき」の思考法
・コネクト・アクションを鍛える方法 ほか
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1️⃣覚えたことは海馬で1ヶ月一時保存され、重要なことのみが側頭葉に移管され、長期記憶ができる(いかに、海馬に重要な情報と認識させるか?)2️⃣脳科学的にはスキミングが有効。スキミングも導入→結論、解説の順番で読む。ただし、スキミングだけでは不十分で、メモをとること、文章ではなく図で記載すること(人間はイメージで覚える)、時系列に書くこと(海馬は時系列に保存される)、デジタルではなく紙に書くこと、1ヶ月後に思い出しながら書くことで、脳に重要な情報と認識させ、長期記憶ができる。
Posted by ブクログ
海馬は一時的に記憶を保存する場所で、そこから重要だと判断されたものだけが、側頭葉に行くという話が印象に残りました。本筋の話よりそこが印象に残ったので、要約動画を見て、要点だけ聞いて満足するんじゃなくてちゃんと本で読んで良かったと思いました。睡眠、運動大事にしようと思います。よく歩こうと思います。
Posted by ブクログ
タイトルは「頭のいい人が〜考えていること」です。しかし本書の主軸は、考えるためのhow toでした。
その中でも、科学的知見から睡眠のメカニズムや問題解決手法、テクニックなどを記載されておりましたので、高い信憑性を感じます。
私が最も記憶に残ったのは、多角的に情報をインプットすることで問題解決に複数のアプローチが可能になることでした。
一方で著者が現役医師であるため、脳の機能や解剖学的科学的に脳の仕組みに触れている部分が多いです。医療業界にいるため理解できましたが、脳の解剖学を知らない方には「??」と感じる部分が多いように感じました。
そしてその解剖学、生理学に基づいて記載されているので、本書のタイトルからズレを感じたと推察します。
読み返しはないかな、、と感じた本でした。