【感想・ネタバレ】中国古典の名著50冊が1冊でざっと学べるのレビュー

あらすじ

~ 「不朽の名作」から「奇怪な珍作」まで~
漢文のカリスマ予備校講師・寺師貴憲先生による50選!
各書の内容のみならず、名著を著した人物の人となりや、その著作が誕生した時代背景などもざっと丸わかり!

中国4,000年の歴史の淘汰を受けてなお、現代に読み継がれている名著の数々。
だが、それらの名著は総じて難解で、読み通すのはなかなか難しい……。

本書は、中国古典分野における名著の要点を、長年の受験指導の中、「わかりやすい表現」を追及してきた著者独自の視点で整理、解説したもの。
人生をどう生きるか、他人とどう関わるか、世界をどう理解するか……偉人が未来に託した言葉をわかりやすくまとめた一冊!

「どう理解したらいい?」「この本はどんな位置づけの本なの?」「どうしてこの本が重要なの?」
挑戦してもなかなか消化できなかった中国古典の世界が、本書で一気に身近なものに!

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Posted by ブクログ

中国古典が好きで、気になって購入しました。
これだけ作品の詳細を学べるのをなかなかない本だと思いました。
ただ、やはり気になる作品は一冊読み通すのが良いと思います。
私も気になる作品は読んでみたいと思ってます。
この本は中国古典の初心者向けの本であると思います。
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#読書好きな人と繋がりたい
#中国古典

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

タイトルの通り、中国古典の名著50冊のざっくり紹介されている本で、説明を読んでいくうちに、本文を読んでみたくなるものがたくさんあった。教科書で名前だけ知っていたけど、内容は知らない、みたいな古典作品も、明日から知ったかぶりできるようになる。「知ったかぶり」にならずに済むよう、それぞれの作品に触れたい

各章は、「どう生きるか 心構えを磨く10冊」「世界はどんな形をしているか 考え方を学ぶ10冊」などのように、中国古典が対象としてきたテーマ別に分けられ、最後の章では、特に日本で読まれ、影響を与えたものが扱われている。そのため、それぞれの作品の内容もさることながら、作品同士の関係や影響もざっくり分かるので、文学史的な流れも掴みやすい。
個人的には、怪奇小説『剪灯新話』『聊斎志異』が、初めて聞いたものの、その内容の怪奇っぷりがすごく気になり、読みたくなった。

最初にもいったように、タイトル通り「ざっと学べる」だけなので、これでもって中国古典に詳しくなろうというよりは、中国古典に興味はあるものの、何を読もうか迷っている人が、興味の湧く一冊を見つけるのに読んでほしい。

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2023年11月18日

Posted by ブクログ

中国古典の50が、各書籍について簡略に分かりやすく書かれていた。棠陰比事(とういんひじ)が名裁判、名捜査、名推理の実例集で、孫権の長子、孫登が公正な捜査をしたこと等が書かれているとのことなので読んでみたい。

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2024年04月06日

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