あらすじ
森の中で好きなことをしながら暮らしているオオカミ。
ある日、遊び仲間のキツネがネクタイを締めて仕事へ出かけていく姿を目撃する。
「どうせ脇役だから…」「そのうちなんとかなる…」と思っていたけど、「何かしなくちゃ」と焦り始める。
自分の役割って何？人生って何か成し遂げなくちゃいけないの？
そんな疑問を抱えつつ、“オオカミ”の役目を探すためにおとぎ話の世界へと旅立つ。
おとぎ話に登場する人達と接する中で、オオカミは自分の存在意義を考え続ける―。
「過去の出来事は変わらないけど、過去の意味は変えられる」「自分の物語をどう作るかは自分次第」など、前向きになれるような“気付き”がたくさん散りばめられた1冊。
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感情タグBEST3
深いのに面白い作品
この本を手に取った理由は他でもない透明いんげんさんの作風が好きだからです。
勢いとギャグとほのぼのな世界観が好きで本が出たらすぐ買おうと思ってました。
正直に言ってここまで深い話を読めるとはって感じです。自分が迷っていることをおおかみくんが代弁してくれてとても共感性が高い本になっています。今成功している人もかつてはおおかみくんだった時期もあると思います。
これは、どの年齢が読んでも問題ないと思います。
大丈夫だよ、と背中をそっと肉急でぷにっと押された気分で読み終わりました。
それぞれのキャラクターがとても良いことを話しているので日を改めてまた読み直そうと思います。
