あらすじ
時崎狂三――女子大生にして、 魔術工芸品犯罪専門の探偵。狙撃不可能な場所から放たれる『魔弾』。『生きた人形』による集団昏睡。常識では測れない不可思議な事件を前に、狂三の推理の時が刻まれる!
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Posted by ブクログ
魔術工芸品を使った犯罪を解決するため、栖空辺茉莉花と時崎狂三は探偵所を開設。
狂三ディテクティブ、狂三ドール、狂三リストランテ、狂三シークレットガーデン、狂三オークション。
「魔弾の射手」を使った探偵殺人?事件、「ガラテア」を使ったドール事件、「吸血鬼の牙」を使った若返りの料理事件、チェンジリングを使った姉妹自殺未遂事件などを解決。
Posted by ブクログ
表紙買いをしたので私は同著者の『デート・ア・ライブ』を読んだことがなかったのだが、結構楽しめた本なのではないかと思う。
ミステリとして読むと若干面食らうところはあるが、「魔術×ミステリ」として読むならばよくバランスが取れた物語になっているのではないだろうか。
但し若干進行上の都合を思わせる展開があり、全体の流れや文章が整っているが故に少し思うところがあったのが残念に感じてしまった。ただまあ作者もあとがきで記しているが、フィクションなのだから細かいことは気にしない方が良いのかもしれない。
Posted by ブクログ
面白かった。新シリーズで事件簿と銘打っているが、内容としては時崎狂三主人公のデアラ続編って感じ。 ただ精霊ではなくなっている事や恋愛関係はデアラの方で終わっている関係上、バトル!ラブコメ!って感じではなく特殊ミステリーの短編とかCOCリプレイ動画みたいな感じの展開やノリ。 精霊じゃなくなって主人公としての特異性が無くなった部分を本編終盤のラジエルによる知識詰め込みで補ってくるのは結構予想外だった。
本物お嬢様も地味に図太いとこと年相応なとこが最後のワンシーンで表現されてて好きそうなキャラだし、続きがあると嬉しい。
Posted by ブクログ
『デート・ア・ライブ』新シリーズ。主役は『デート・ア・バレット』に続き、アニメ界のコスプレ&フィギュア化女王の異名(?)を持つ、時崎狂三嬢。「やっぱり狂三人気すげーな」と思いつつ、私も狂三が大好きなので早速手に取ってみた。
『デート・ア・ライブ』本編後の世界が舞台。女子大生となった狂三が"魔術工芸品犯罪(アーティファクト・クライム)"を専門に扱う探偵となり、魔術工芸品によって引き起こされる不可思議な事件を解決していくお話。
ぶっちゃけ、内容にはそんなに期待していなかったのだが・・・いやはや、なかなかに良き一冊であった。狂三は言わずもがな、新キャラの騒がしお嬢さま・茉莉花も楽しい良キャラ。本格ミステリーとはいかないが(そもそもそれを目指した作品でもなく。)、本書で伏線回収もしっかりされて完結しており、手軽にファンタジー・ミステリーが楽しめる、良きスピンオフ。帯に「新シリーズ!」と書かれていたので、是非とも続編に期待したい!
それにしても表紙の狂三嬢のイラストがふつくし過ぎて(悶絶)。フィギュア化女王の異名(?)を持つ彼女のこと・・・きっと出る!(願望)