あらすじ
呪われし1999年7月生まれ――
東京郊外で発見された15人の遺体。胸に抱かれた預言書には、「人類滅亡の章」にしおりが挟まれていた。
当初は集団自殺とみられたが、他殺の可能性が浮上。被害者には、1999年7月生まれのオカルト好きが集まる“世紀末五銃士”のメンバーも含まれていた。
事件から1年半、残る“世紀末五銃士”のメンバーが次々と惨禍にみまわれ……。
終末への新たなる警告! 戦慄のオカルトミステリー。
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Posted by ブクログ
また、面白い作家さんを見つけてしまった…
二日間で一気読み。
出てくる男女がほぼ全員最低で下賤で気狂いなのだけど、様々なオカルト•都市伝説が各章のタイトルで、ノストラダムスの終末思想と絡まっており、
実はチャプター1の主人公が真っ黒だった、ドラッグを駆使した殺人事件というオチ
精子提供おじさんも気持ち悪くてw
Posted by ブクログ
ノストラダムス懐かしい〜と、題名に惹かれて読んでみました。
最後まで一気読みしてしまうくらいスピード感ある話で久々に読み終わったあとゾワっとしたのと、思わず腕に漢民線と爪確認しちゃいました。
ただ主人公の時間軸がどうなってるの?って混乱してしまい2回読んで理解。なので2回目の方がある意味怖かった。
Posted by ブクログ
宗教系かと思ったら、ドラッグもの
一人の精子提供者から生まれた子供たちが皆イカれてる話。
トリップしまくるからSF系かと勘違いする最初
ずっと薄気味悪い
Posted by ブクログ
私の中で真梨さんの本はハズレがないイメージだったんですが、はじめて「相性が悪い」作品を引いた模様。
序盤の時間がとぶのは面白かったんだけど、その原因と終盤の展開が「え? それでいいの?」となるし、挟まれるエロ要素も気持ち悪いし(真梨さんの作品でエロ要素があるのは今回のだけじゃないし読んだこともあるのに、なんで今回だけ拒絶反応が出たのか謎)、なんかいつもより面白味に欠ける読書だった。
まあ好きな作家さんでも相性が悪い作品ってあるし、そういうものなのかも?
Posted by ブクログ
いかにも真梨幸子って感じ。人間関係というか、事実?がごっちゃごっちゃで何がなんだか。でも読みやすいというか、先が気になって一気読みしちゃう。今回はオカルトチック。ノストラダムスの大予言、私も信じて怖くなってたわ。小学校の学習とかの特集本に書かれてたもんな。結局ドラッグの影響かい、って感じでちょっと拍子抜けだったな。集団自殺事件についてもっと深堀してほしかったな。