あらすじ
青森県八戸市出身、京大大学院卒業
事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月
全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!!
重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。
壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。
芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。
ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。
ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。
どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。
新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!!!
この本の「俺、酸素ボンベ要らんねん」が入試に使われて九月さん自ら入試問題を解くってYouTube動画みて、この本を知った。
パンにボールペンで線を引く話は何度読んでも面白いな。
Posted by ブクログ
わたしはこのひとの書く文章がとても好きだ。この本を買い、代金を支払って表紙を捲り、まえがきを読んで、なんだかとてもセクシーな文章を書く人だと思った。
一冊読み終わってからは、「このひとと付き合いたい」とまで思った。九月さんの書く文章は、赤裸々でちっぽけで、九月さんにしか演出できない愉快さに満ちていた。
文章を読んで、その文章を書いた人がどのように世界を見ているかわかること(わかった気になれること)がある。この本はまさにそれである。九月さんというなんだかよくわからないふわふわした経歴を持つ人間から見る世界が、自分の見ている世界よりずっと軽く、愉快であることに驚き、こころがすこし軽くなったような気がした。こんなに軽くさりげなく、自分の内側を文章を通してさらけ出してみせた文章を、私は初めて読んだ。そういう意味でも、この文章はやっぱりえっちだと言える。
Posted by ブクログ
説明が好きなので、この人の文章も当然好きです
あの世に焼肉がないかもしれないなら、やっぱりもう少し生きていよう
行事ってそういうものだったか
あの世には焼肉がないかもしれない
Posted by ブクログ
「好きなお茶でも飲みながら読んでいただきたい」とあったのでほうじ茶をお供に読みました。
ウンウン頷いたり、一文毎に笑っちゃって先に進めなかったり、唐突に泣けたりして忙しかったです。心の中を説明してくれるような本。面白くて、温かい。