あらすじ
漫画家にとって最大の敵は睡魔。 山岸プロでの眠気ざましの話題は“ゆうれい談”。萩尾望都、大島弓子など著名漫画家たちの不思議体験談を始め、アシスタントさんが経験した怪異譚、著者が旅先や自宅で遭遇したほんとうにあった怖い話や魔訶不思議な話を満載。怖いけれど怪異を蒐集せずにはいられない著者の幽霊談。表題作ほか、「読者からのゆうれい談」「蓮の糸」「ゆうれいタクシー」「タイムスリップ」 の5作を収録。解説:小野不由美
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Posted by ブクログ
漫画家山岸涼子さんの実話怪談。自画像や漫画家さん仲間の絵はとてもかわいらしいのに、怪談そのものは結構こわい。猫ちゃんを亡くしたばかりなので、飼い猫に関する怪談を読んでなんだか羨ましい気持ちになった。
Posted by ブクログ
こないだ読んだ「艮」が良かったので購入。
「タイムスリップ」の気味の悪さがよい。
理屈はわからないけど、実際に経験してしまったのだから、事実なんだよ。という得体の知れなさがありますね。
怪異を語る部分以外では、できるだけ明るい雰囲気を出そうとしているのが、ギャップになって怪談としての魅力を際立たせているのが、うまいなあこわいなあ、ともって読み終えました。