あらすじ
映画字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子。生後まもなく戦争で父を亡くし、ずっと母娘二人三脚で生き抜いてきた。戦争に翻弄された少女時代、激動の昭和に映画を追い続けた青春時代、字幕翻訳者になる夢を諦めずに努力した20年にも及ぶアルバイト時代、40歳を超えてから夢を掴み年間50本もの字幕翻訳をこなした洋画黄金時代…。人生のほとんどを“映画=夢”に捧げて独身を貫き、大好きな映画とともに生きた彼女、多くのハリウッドセレブ達との華やかな交遊録も交えながら、その波乱万丈な人生に迫る自伝的エッセイ。
2022年に通訳を引退、『トップガン マーヴェリック』で来日したトム・クルーズとの知られざるエピソードも新たに収録。
※本作は文庫化に際し、2014年刊行の単行本に加筆修正を加えたものです。
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Posted by ブクログ
金子裕子さんから戸田奈津子さんへのインタビュー形式の一冊
字幕と通訳の二足の草鞋を華麗に履きこなして、煌びやかなスターの横に必ずと言って良いほど見かける第一人者
その彼女が語るスターの人間的な素顔や交流は、何とも人間的に語られています