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コロナに負けない子どもたち
今年の公立高校入試では、埼玉、群馬、東京の同日入試でこの本から出題された。コロナ禍における鬱々とした学校生活の中で、なんとか楽しみを見つけ出したり、新たな目標や目的を見出したりして、逞しく生きていく中高生たち。同調圧力やコロナ差別によって人間関係までがぎくしゃくしていく中で、天体観測を通して新たな友情や交流を作り出していく様が微笑ましい。彼らを陰で支える先生たちも素敵だ。それにしても北極星が数千年に一度のサイクルで別の星に替わるって驚き!
Posted by ブクログ
コロナ禍で感じた、今思うと違和感の数々を感じることができた。あの頃は現実だったのに、このようにひいて観ると、まるで非現実の舞台のように感じました。
コロナ禍でいろいろな機会を奪われた高校生、人との距離を生んでしまった高校生。彼らが、「星をみる」という営みを通して、コロナがなければなかった機会を得、コロナがなければ生まれなかった出会いを通して成長する姿が素晴らしかったです。