【感想・ネタバレ】マダガスカルのバオバブのレビュー

堀内孝

バオバブは幹の上に根っこがついているようなふしぎな姿をした木です。世界にはおよそ11種類のバオバブがあり、そのうち８種類（マダガスカル固有のものが７種類）がマダガスカルにあります。バオバブはたる形だったり、やせ形だったり、巨大だったり、生えている場所によって、かたちも大きさもいろいろです。どうしてこんんなにふしぎな姿をしているのか？ バオバブに魅せられた写真家の堀内さんが謎にせまります。

[ブクログ · ★★★★★]

バオバブに種類があることを初めて知りました。
そしてマダガスカルがバオバブ天国だとは！
『星の王子様』を読んだときには変わった形の木くらいに思っていましたが、この木なら別の惑星でもやっていけるわ…とバオバブのすごさを知りました。笑
身近な木ではないので、子どもが読むにはマニアックかな…と思いますが、自分は読んでいて楽しかったです。

[ブクログ · ★★★★☆]

マダガスカルにある8種のバオバブをたっぷり堪能できる。一般的によく目にするバオバブはバオバブ街道のものだと思うが、生息地により形状が大きく異なることが分かり興味深い。インパクト抜群なので子どもたちも興味を持って読んでくれると思う。
文章は小学校中学年以上向きだが、読み聞かせなら幼児から楽しめる。

[ブクログ · ★★★★☆]

バオバブのシルエット、ネーミング、星の王子さまにも登場する木に惹かれて手に取った本。マダガスカルの地域によって、ちょっとずつ違いがあることを知った。単純にどのバオバブが好き？と、読む進めたが、千年単位で生き長らえたバオバブの木が危機に面していることに見方をすれば、また違った読み方ができそう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

【動機】たくさんのふしぎシリーズが読みたくて

マダガスカルの自然に実際の触れる機会はあるのかな。
気候の近い地域に一度でも訪れていたらもっとずっと肌感覚でわかることがあるのだろう。
感覚的に遠いことでも、ちょっとずつ知れると興味が拡がる。
バオバブの幹にさわれる絵本があっても楽しそう。