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Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズのスピンオフ的な短編集。大学で言耶が受け持つ『怪異民俗学研究室』での怪異譚蒐集&真相の推理。ちなみに言耶は不在(笑
語り手の学生、愛と院生で小説を書くために研究室に篭っている馬人のデコボココンビが怪異を論理的に解明する。
短編とはいえ、各話薄気味の悪さはしっかりあって、真相について論理的な説明がついた後も後味の悪い部分が残っていたり。
久々の刀城言耶シリーズだ!と感じた。
刀城言耶シリーズでもあり、死相学探偵シリーズの前日譚でもあって両シリーズともに好きな私にはとても嬉しいラストでした!
Posted by ブクログ
短編集だったので、読みやすく怖くもなく、さくさく読めました。
でも、どの短編もはっきりしない終わり方なので、少しモヤ感が。
刀城言耶が登場しなかったのも残念でした。
でも、最後の最後に、えー!と驚かされました。まさか、そこに繋がってたとは。
久々に刀城言耶シリーズを読み返したくなりました。
Posted by ブクログ
新たな民俗学ミステリ・・・新シリーズ!みたいな文句をどこかで目にしましたが、シリーズなんですかね?なんかラストでさらっと、こう・・・むしろ刀城言耶シリーズとか死相学探偵のスピンオフ的な位置づけ?
面白かったですが、なんかこう物足りないような。各話の謎解きももっと続きがあってよさそうな感じで終わっちゃうので。。
ラストこそが見どころなのかもしれませんが、死相学探偵シリーズはあんまり読んでないので「そうだったのかー!」みたいなものがなかったし・・・
Posted by ブクログ
シリーズものの登場人物が出てきたりはするけど、軽く読めて面白いので三津田信三作品を読んだことがない人にもおすすめかもしれない。
どの話も推理部分以外は怖くて面白かった。
ただ、推理部分はあんまり納得できないというか、さすがに無理がない?というようなトンデモなのものが多く、そういうのを最後に全部ひっくり返す気なのかな?と思いながら読んでたけどそういうことでもなかった。
まさか死相学探偵の方とも繋がってると思わずそこには最後びっくりした。
そちらのシリーズはあまり読んだことがないけど、ファンなら嬉しいと思う。