【感想・ネタバレ】ラプソディ・イン・レッド 3巻のレビュー

あらすじ

不器用で孤独な高校生・寅雄は、ピアノと出会い、音楽で人と繋がる喜びに目覚め、その世界へと身を投じていく。エリート音大生・瑠音と競うことで、さらに成長を遂げた寅雄。変人ピアニスト・兎山を師として『全日本ピアノコンクール』優勝という無謀な目標を追う寅雄の前に、新たなライバルの影が立ちはだかる――!青春クラシック音楽譚、新たなる舞台へ!

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この作品の主人公である寅雄は、いじめられていた高校生を助けるために喧嘩をするなど、正義感のある青年です。しかし、教師や母親には寅雄が問題を起こしていると誤解されてしまい、誰にも何も伝えられない、世界と繋がっていないと感じていました。
そんな寅雄は、近所に住むピアニストの治郎に才能を見出され、演奏を通して人と繋がることのできるピアノに没頭していきます。

私がこの作品を読んだきっかけは、表紙にあります。この青年は、何故血だらけでピアノを弾いているんだろう…!?と思い、手にとりました。
表紙の血だらけでピアノを弾くシーンは、作中でも描かれているのですが、とてもグッと引き込まれるシーンでもあり、綺麗なイメージのピアノと血だらけの寅雄の組み合わせがとても絵になるなぁ…と感じました。
また、寅雄が寝ることを忘れてピアノの練習に没頭する姿や心から楽しそうに演奏する姿は、どこか怖さを感じる程に魅力的です。
そして、演奏シーンでは、漫画を読んでいるはずなのに音が聴こえてきて、ピアノで寅雄と繋がることができたような不思議な感覚を覚えました。
ぜひ、作品中に登場する曲を聴きながら読んでみてください!

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Posted by ブクログ

全国区をめざすと出てくるよね〜♪
西日本の雄、蛇塚君( ̄▽ ̄)
そうか、ピアニストの仕事って
バックバンドという道もあるんだ。

兎山先生から卒業後は付き人になって
ピアノで世界一になるように言われた寅雄。
とりあえず居候生活はじめました。

繋がる音が弾きたいという寅雄の想い。
まずはひとり、小さな観客に届いたようです。

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2025年02月15日

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