【感想・ネタバレ】自分という壁  自分の心に振り回されない29の方法のレビュー

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Posted by ブクログ

仏教(ブッダ)の教えを優しく説いている。ブッダは貪、瞋、痴を、人間の肉体と精神、ひいては人生を台無しにしてしまう三毒と位置づけた。それらは3つの毒「欲・怒り・無知」であり、本書で乗り越え方が学べる。

・自分の心を「善いもの」で上書きしていく
・「後悔」は心の自傷行為
・不安は知らず知らずのうちに恐怖へと変わる

読むと気持ちが落ち着き、物事を冷静に考えられる。時々読み返したい。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

P.73「大前提として、人生は自分の思いどおりになることなどほとんどない」そして「他人は自分の思いどおりにならない」

P.225心に苦悩が生まれるのは当然であり、やむを得ないこと。でもそのほとんどは自分が生み出した妄想混じりの虚像なので、自分の力で変えていくことができる。
そのように考えてみてください。
「自分の心の中で勝手に虚像をつくり出して、それに対して勝手に反応しているだけなんだ」

「人生は一切皆苦。すなわち、全ては苦からスタートするのでそれを受け入れるしかない。」

誰もが抱える悩み、不安、怒り…それらの「苦」の原因を外側に求めるのではなく、内側(心)にあるという事を教えてくれる本です。

日々の生活で心が汚れてきますが、時々読み返して心をリセットしたいと思いました。
生き方が楽になります。

人間だからこそ感じる感情に蓋をせず受け入れ見つめ、その都度正しい方へ対処して行こうと思いました。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

悩んだ時に、本屋で出会った一冊。
ふっと心が軽くなって、悩んでいた事に納得がいった。どうすれば良いか新たな道が見えた気がしました。一気に大愚元勝さんのファンになりました。YouTubeもとてもおすすめです。

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

ジャーナリングを始めるタイミングで読めてとてもよかった一冊。自分と向き合う時に必要な感情なのか、それとも無駄な感情なのか。ほとんどの気持ちは”自分の妄想だ”と気付いた。怒りや嫉妬などの気持ちから抜け出せない時、そんな時に読み返したいです。

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『心の中に生じる苦しみは頭の中の妄想』
感情のきっかけ
他人を変えることは出来ない。
自分の心は変えられる。

自分自身の苦しみと向き合い
『上手に手放す三つの方法』
①自分の外にある目標のために頑張りすぎない。
欲求→際限がない。人と比べる。苦しみを増長。
本当の努力とは外的な欲求を忘れる
②自分よりも豊かな人の苦しみを知る。
嫉妬を手放す。どんな人にも悩みや苦しみがある。
大きな心の葛藤を抱えてる。めちゃくちゃ恵まれている人でも苦しみがある。嫉妬を手放す。
③大きな喜びではなく『心の安定を求める』
諸行無常→長続きしない。
振り子の振り幅が大きい方が喜びも苦しみも多い。
心の安定がよい。

怒りの壁の乗り越え方
①その場から離れ『火に油を注ぐのをやめる』
自分の怒りを作り出しているのは自分自身。
勝手に妄想して怒りを作り出している。
火事を起こさない。他人は自分の思い通りにはならない。変えることは不可能。妄想。
火が小さいうちに消火する。相手との距離感。
②憎しみの事実ではなく『妄想であると知る』
怒りは時間が解決してくれる。憎しみ恨みは良いことは一つもない。損をするだけ。
事実と妄想 悪意のある理由づけ。意味もない。
妄想だから相手に関係ない。
③『好き嫌いのオセロ』を裏返す
レッテル貼り。考え方も何もかも違う。
好き嫌いの判断。あの人とここが違うと認識。
嫌いなことが多いと嫌いな物に囲まれて生活している事になる。
好きなものが多いと好きなことに囲まれて生活していることになる。
白い石を増やすことで豊かな生活になる。

不安や焦りを取り除き『人生を豊かにする』
①まっすぐに見つめるだけで『不安の霧は晴れる』
心が不安になる→勝手に作り出した妄想。
目標に向かう活力とは違う不安。
何に対して不安なのかを考える。漠然とした不安、無意味な不安。
②『必要な不安』と『不要な不安』を見極める。
恐怖に基づく不安。恐怖に支配されない。
正しい判断が出来なくなる。ノートの描き出す事が大切。
③『優先順位』を道しるべにすれば焦りは消える。
時間に対する焦り。焦りに支配されている。
心が焦っているとデメリットばかり。
優先順位をあらかじめ決めておく。
焦りの感情を手放せる。

気付き
心の中が整理された。わかっていたはずなのに不安、焦り、憎しみ、苦しみに支配される時があったかもしれない。
今出会えてよかった。実践していこう。

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2023年06月11日

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読み易い本。
仏教の観点から語られる説明は分かりやすく面白かった。軽い気持ちでふと読みたくなるような一冊なので、自宅のリラックススペースにポンっと置かれていても良いかもしれない。
自分の精神を安定させる上で基本的な処方が書かれているが、無駄な文章も難しい文章も無くすんなりと入ってきて分かりやすい。案外、こんな感じで簡単に取り入れられるのかもしれない。
多くの学術的、とか、研究によると、とかたくさん本が出ているけど、この本はブッダ一択。それが自分には新しくてハマった。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

最近自分の気持ちをコントロールできていないなと思った時に手に取った本
本の全体は仏陀の教えを元に書かれているが、とてもわかりやすくすらすら読めてしまった
自分があれやこれやと考える悩みや、周りのことを気にしてしまうのは、すべて自分の内側で作り出された虚構/妄想でしかないというのはとても考えさせられた。自分の中でどんどん大きくしてしまっていたが、これは自分の内側で全てコントロールできることだったんだと思うととても気持ちが楽になった。

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

ブッダの教えに倣い必要のない感情を手放す方法などなどが書かれいる。
“反省はしてもいいけど後悔はしてはいけない”
は肝に銘じたいと思う。

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2024年03月14日

Posted by ブクログ

マインドフルネスの講師として招かれた会社のセミナーの冒頭が「起立!礼!」と規律を重んじる学校のようだったため、それ以来、この手の依頼は受けないことにしているという。「DVをしている家族の感覚を麻痺させてくれ」と言わんばかりだ、と大愚元勝さんは記す。確かに上意下達の組織文化にマインドフルネスは危険なツールになりうる。痛み止めの麻酔だ。もし自分がマインドフルネスを駆使しないとやりすごせないのなら、その環境や職務は自分の自己犠牲の上に成り立っていると認識する必要があるだろう(ストレスがつきまとう改善活動は別ね)。

「仏教は宗教でなく、心の科学である」という考え方にも共感する。本来、ひとりひとりの内面と向き合うための「気づき大全」のような存在だ。まして「お墓ビジネス」でボッタクるための看板ではない。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

まさか昔お世話になっていた先生が本を出されていたとは知らなかった。内容自体はある意味ありきたりかもしれないが、仏教が切り口になっていること、また本人をよく知っているからこそ、なんか新たな感覚で自分の中に入ってきた感じがする。
自分を見つめ直し、自分の考え方や心の持ちようをプラスに持っていくことが大切。他人と比べて妬ましいと思うことや、他人のことを嫌ったりイライラしたりすることは、全て自分の内側から発生しているんだと自覚する。他人を羨ましく思い妬ましいと思ってしまう対処法が、他人の成功を一緒になって喜ぶことというのは目から鱗だった。(もちろん対象から離れるというのもあるが。)
あと、安定した心のためには、健康なカラダが大事というのは元勝先生らしいなと。

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

病んでいた時に猫のイラストがかわいくて買いました。仏教ってそういう教えだったのか、と知りました。また落ち込んだときに読もうと思います。

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2023年09月23日

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